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かさじぞう (松谷みよ子むかしむかし)

かさじぞう (松谷みよ子むかしむかし)

かさじぞう (松谷みよ子むかしむかし)

作家
松谷みよ子
黒井健
出版社
童心社
発売日
2006-12-10
ISBN
9784494002467
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かさじぞう (松谷みよ子むかしむかし) / 感想・レビュー

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HIRO1970

⭐️⭐️⭐️子供と一緒に読みました。

2016/02/19

chiaki

大好きな昔ばなしを松谷みよ子さんの再話で。冒頭に「あれ?」と思ったのですが、六地蔵さまが思わぬメタファーになっていることに気づいた長女。生み育てることの難しかった時代への松谷さんの想いが伝わり、胸が熱くなりました。気になっていた掛け声は"じんぞに かさくれた じいがいえはどこだべな ばあのいえはどこだべな えいこらさーのさ"でした。"もったいねぇ"と地蔵さまを見送りながら両手をあわせて拝むじいとばあの背中が涙を誘います。最後は"しゃーん しゃん"

2020/12/29

ヒラP@ehon.gohon

おじいさんとおばあさんに、6人の子どもが生まれて小さい頃に死んでしまったと、二人の思い出話から始まるお話に、心が揺れました。 これまで老夫婦の過去など考えたことがなかったので、新たな物語の膨らみを感じました。 お馴染みの「かさじぞう」ですが、どうしておじいさんが六地蔵さんに笠を被せてあげたのか、その深層心理に触れたような気がします。 このような展開に黒井健さんのしみじみとした絵、特に老夫婦の描きかたが素晴らしいと思います。

2019/01/16

雨巫女。@新潮部

善いことをすれば、いいことがある。

2010/12/09

いろ

ライブで人形劇「かさじぞう」を鑑賞した5歳男児に借りた。雪深い年越しの有名な昔話。松谷さんの語りかけるような柔らかい文章。黒井健さんの,淡い色彩で描かれた冬景色に,しんとした気持ちで読んだ。老夫婦は昔6人の子供に先立たれたとあり,今まで知っていたのとは違う,6地蔵様への切ない優しさを感じた。年越し場面では,貧しいけれど にこやかに過ごす老夫婦の様子が描かれていて,気持ちがほっこり。布団の中でのおばあさんの言葉に ほろり。5歳男児は「がらがら どーん」で喜ぶw 同場面私は何故か老夫婦の顔を怖いと感じる。

2013/12/06

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