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雨ふる本屋の雨ふらし (単行本図書)

雨ふる本屋の雨ふらし (単行本図書)

雨ふる本屋の雨ふらし (単行本図書)

作家
日向理恵子
吉田尚令
出版社
童心社
発売日
2012-10-30
ISBN
9784494020317
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雨ふる本屋の雨ふらし (単行本図書) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

読んでいる途中で、これは「続編」なのだと気がついた。もう遅いが、前の話を読んでみたい。図書館の奥にあるふしぎな「雨降る本屋」。ここでは本や物語を育てる雨ということらしい。「ミスター・ヨンダクレ」という、本の欠点をあげつらう謎の存在。もし来られたら、「雨降る本屋」はおしまいだ……。さて小さな、サラと姉のルウ子は、どうやってこの出来事に向かっていくのでしょう? おもしろくてあっという間に読んでしまいました。何と所要時間30分。こんなに早く読めるのは、日本語としての文章の優秀さでしょう。

2014/12/07

takaC

ルウ子とサラは良い姉妹。

2017/06/25

あつひめ

シリーズ2作目。冒険が始まりワクワクしながら読みました。トコトワ女史の一言が心に残る。世界のすき間ってのはね、表だった舞台よりも深く計り知れないほど広いものなのさ…児童書と言いつつ、大人でもドキンと心に響く言葉を発してる。ルウ子とサラの姉妹のほほえましい関係、アメリカンふる本屋の復活に力を貸すものたちの勇気や想像力。ヨンダクレの切ない想い出。先を思いながら本を読む原点に戻ったような気持ちで読書できた。次巻も楽しみだな。

2019/12/31

小夜風

【図書館】前作より100p程も厚くなっていて読み応えもたっぷりで面白かった♪前作と本作の間にも、書かれていない冒険がたくさんあったんだろうなと思えるくらい、物語に奥行きがありました。前作もそうでしたが、児童書なのに悪者が結構容赦なくて怖いです。だからこそドキドキするんですが、胸が痛かった。フルホン氏の言う、本が面白いか面白くないかは「読み手の質にかかわるところも大きい」つまり「たのしむ心と〈夢の力〉がなくば、いかなる名作も、そのゆたかさを味わいつくすこと」は出来ないとの言葉が、今の自分にはよく理解出来る。

2015/02/21

seraphim

前作より面白かった。「雨あめ 降れふれ <雨ふる本屋>!」素敵な呪文を唱えピンクのカタツムリに導かれて、好きなときに雨ふる本屋に行けるようになった、ルウ子と妹のサラ。今回はミスター・ヨンダクレという、今まで数々の本屋さんや図書館を破壊してきた骨の恐竜が、雨ふる本屋を訪れる。雨ふる本屋の存亡の危機!。ルウ子達はどう立ち向かうのか・・・。今作は前作より冒険の要素が増えている。舞々子さんの親戚にあたる電々丸も登場し、パワーアップした感じ。ピンクの象や飛行魚、私も乗ってみたくなった。

2014/09/02

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