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MORE from LESS(モア・フロム・レス) 資本主義は脱物質化する

MORE from LESS(モア・フロム・レス) 資本主義は脱物質化する

MORE from LESS(モア・フロム・レス) 資本主義は脱物質化する

作家
アンドリュー・マカフィー
小川敏子
出版社
日本経済新聞出版
発売日
2020-09-24
ISBN
9784532176884
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MORE from LESS(モア・フロム・レス) 資本主義は脱物質化する / 感想・レビュー

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にしがき

👍👍👍 『Factfulness』と同様に、問題はあるが状況は良くなっていることを示し、なぜそうなっているかを説明する。要因は、資本主義、テクノロジー、反応する政府、市民の自覚。資本主義とテクノロジーにより、人は より少ない資源からより多くを得られるようになっている (タイトルはここから)。ただ、それでは問題(環境問題や社会の分断)は解決しないため、政府や市民の介入が必要。 環境問題については解決策が提案されているが、社会の分断(社会関係資本の減少)への具体策がないのが残念。そこが気になるのに・・・

2020/12/31

まいこ

アトムからビットへ、今起きていることがすごくわかりやすく解説されていた。かつて紙に印刷してガソリンを使って運んでいた情報が、今は手のひらサイズのスマホで得られるように、同じ成果を得るのに必要な資源が少量で済む社会になってきている。アメリカでは紙や建材や水等の、使用量も廃棄量も2000年前後をピークに減少に転じていて、流れを駆動するのはコスト削減で競争する資本主義とテクノロジー、市民の意識と反応する政府という。一方で分断や孤立が進み絶望死も増えている。原材料だけでなく労働というインプットも少量で済むように

2021/02/04

M

原著のタイトルはMORE from LESSなので、脱物質化というのは資本主義の英語の認知メカニズムが影響し、それを日本語話者にとって、相対的な観点から映しだされたものにすぎないのではないか。内容としても、個人的にはアメリカはキリスト教における最後の教会の役割として、ある種の土地と国民の神格化が資本主義の繁栄によって裏付けられていた過去が、現在のアメリカの経済覇権の揺らぎと自然環境問題によって国土と国民がその神話のようなものを失ったことによって生まれた、新たな物語にすぎないのではないかという疑念が拭えない

2020/12/28

hitoshi_t

テクノロジーの進歩と資本主義が脱物質主義につながる。消費の仕方は変わり、結果的に環境負荷の軽減になる。という点には同意。ただ、社会関係資本については課題あり。SNSからの離脱もぼちぼち出てくる中、どう私たちは社会との関係を築くべきなのか。これまでの価値観が見直されるのか、そもそも関係を築かずとも生きがいみたいなものを感じる方法があるのか。最近はそんなことをよく考えている。

2021/02/17

Minato Japan

ポジティブかつ冷静な語り口。できる限りの客観的データと事実をベースに論理的に今後目指すべき方向性を論じている。これまで自分が目にしてきた「環境論」は脅し、煽り、怒り、責任糾弾ばかりだった。読んで良かったと思える本にようやく出会えたという感想。

2021/01/24

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