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カルロス・ゴーン経営を語る

カルロス・ゴーン経営を語る

カルロス・ゴーン経営を語る

作家
カルロス・ゴーン
フィリップ リエス
高野優
出版社
日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
発売日
2005-12-01
ISBN
9784532193300
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カルロス・ゴーン経営を語る / 感想・レビュー

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Willie the Wildcat

Identiy。根底の文化、そして人の尊重。多様性を背景に、大学時代のComm.への気づきが、もれなく転換点の1つ。Michelinの”夜勤”が第一歩!機会は苦難だが、苦難を機会へ!現実・実力主義が哲学。柱は「成果と透明性」。"Cost Cutter"は先入観に基づく誇大表現という印象。奥様の理解と後押しが印象的。家族への強い思いを随所に感じる。正に「地球市民」だなぁ。私も、9月から上司がオーストラリアから初の南米アルゼンチンの方となる。Idenityを大切に、これからも視野を広げて成長しなくては!

2014/08/25

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

▼フランス人記者によるゴーンへのインタビュー本(2005年発売)。▼逃亡者となりゴーンへの評価は凋落した。しかしミシュランやルノーの経営を改革し、倒産寸前の日産を再生したのは事実だ。壊れた組織を短期間で再生させていく取り組みが記録されているこの本から学べることは多い。▼また、仏、伯、米、日を渡り歩いたゴーン。グローバルな仕事をするために、学校で何をを学び、どういった教養を身につける必要があるのかを知ることができる。▼彼の経営者としての功罪、転落までの一部始終については、別の本を読んで欲しいと思う。

2022/03/30

vinlandmbit

これまであまりカルロス・ゴーン氏について知りませんでしたが、その考え、経営哲学がどういうものなのかを知るにはうってつけの一冊と感じました。また、カルロス・ゴーンがその考え・哲学を持つきっかけとなった幼少期からの経歴・経験、そしてミシュランから始まり、ルノー日産両社を手がけるまでのダイナミックな職業変遷等などとても興味深かったです。何にせよその駆け上がり方が尋常じゃなく早い(=若い)です。

2018/03/13

豆ぽち

日本で有名な経営者のひとり、ゴーンさん。昨今では役員報酬の高さが目立ち、日産再建の功績は過去のものになりつつあるが、やはり日産再建はゴーン氏にしかできなかったのではないかと思わせられた。"才能は人類の財産"という言葉が心に浮かぶ。

2013/10/11

おくてつ

1月の日経「私の履歴書」を書いていたゴーンさん。2003年にインタビューに答える形でまとめられた一冊。私の履歴書にも書かれていた生い立ちや経営哲学なんかもより詳しく。2003年時点の想定だと、ルノーの経営に携わったら日産の経営から離れるような前提で書かれているけれど、今やルノーと日産のトップを兼任し、そこに三菱自動車の会長も追加だもんな。日産の変革ではCFTの導入が有名ではあるけれど、レバノンに生まれ、ブラジルに育ち、フランスに学んだゴーンさんのバックグラウンドも多様性を生んでいるのかなとも思う。

2017/02/16

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