プロ野球伝説の名将
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プロ野球伝説の名将 / 感想・レビュー
佐藤一臣
鶴岡さんは、新しい組織システムを導入する総合力、川上さんは、意志の力が秀でた反骨力、西本さんは、洗練されたスマートな生き方をする気骨力、稲尾さんは、生きるか死ぬかの環境に適応する順応力。それぞれのスタイルで一時代を築いてきている。私が生まれる前の想像できない生き方を垣間見ることから、その当時の国民らの熱狂がヒシヒシと心に伝わってくる。私の履歴書は素晴らしい
2021/01/31
田中
プロ野球という言葉も世間に認知されていなかった時代の話。プロ野球界に身を投じた鶴岡、川上、西本は出征する。彼らの戦争体験は凄かった。読んでいて本当に考えられない世相の中で生きていたのだなぁーと感じる。川上は機関銃で撃たれ死にそうになったと語っている。当時の名将達の肉声に触れて、やっと僕はこの歳になって、彼らの野球に賭ける情熱が並大抵なものでないと意味が分った。稲尾は名将というよりも名選手。どうして西鉄が没落したのかその理由も知った。当時の九州という地域にあるプロ野球チームの特殊性が分かるような気がする。
2015/03/27
Gen Kato
勝つ者もいれば敗れる者もいる、とは闘将・西本幸雄についてしみじみ思ったこと。V9時代の巨人と江夏の21球のカープに当たっちゃった監督ですからねえ… いちばん面白く読んだのはやはり神様・稲尾様。中西・豊田・大下のエピソードを追うだけで感涙です。
2013/10/24
スタンカ
本当に面白い本です。各人の努力や野球への情熱に本当に感服します。また戦前、戦時中、戦後の話は時代を感じました。皆さんが鬼籍に入られたことが本当に悲しい。
2018/04/11
渋谷英男
一人100ページ程なので、他の本でそれぞれ詳しく読みたくなった。☆3
2015/09/12
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