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危機と人類(下) (日経ビジネス人文庫)

危機と人類(下) (日経ビジネス人文庫)

危機と人類(下) (日経ビジネス人文庫)

作家
ジャレド・ダイアモンド
小川敏子
川上純子
出版社
日本経済新聞出版
発売日
2020-10-02
ISBN
9784532199906
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危機と人類(下) (日経ビジネス人文庫) / 感想・レビュー

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月六

日本は2度登場する。上巻は近代の成功、下巻は現在進行している危機についてだ■日本のジレンマは、他国が移民で緩和した問題について「移民に頼らず解決する方法をみつけられない」ことだ、という。資源が逼迫している日本は、人口が減った方がいいという指摘にも共感する■矛先は米国社会にも。なかでも「政治的妥協」の衰退に鳴らした警鐘は、昨年の大統領選後に見えた景色と重なった■危機対応は、「悪い選択肢の中から」の選択が求められる。そこに事実の直視、価値観などが絡む。著者が示した12指標を、さまざまな事例に当てはめてみたい。

2021/03/07

nagoyan

優。戦後ドイツ、オーストラリアに次いで現在進行形の危機として、日本、米、世界が取り上げられる。興味をもつべきかのは、現在の日本、のはずなのだが、下巻の白眉は豪に関する記述だろう。なかなか、日本からの視線では気付かない英豪の微妙な関係や、東南アジアに対する豪の視線なども視野に入ってきて興味深かった。で、日本に関する教訓は146頁末尾の4行をどう読むかという点で180度その後の対応が異なりそうでもある。リアリストならどう読むか。たぶん、その二通りに読むべきなのだろう。

2020/12/17

ごん

下巻読了です。今や国家レベルの危機だけでなく、地球レベルの危機が進行する現在。どうやって危機に対応するのだと途方にくれてしまいそうですが、いろいろなケースを叙述したうえでもジャレド・ダイアモンド先生はこの世界と人類にまだ希望を捨てていないようです。いままでの人生の経験や、いろんな文化や様々な国の人々との交流で得られたものが、そのポジティブな姿勢の根拠になっているのでしょうね。(率直に言って羨ましいです。)自分もひとまず個人的な危機から対応してみます。希望を捨てずに。

2021/01/02

楽毅

ドイツ・現代日本・アメリカの事例分析を通じて、根強く残る課題や危機の存在を知って、それらに対処する方法や方向性を具体的に知ることの重要性を改めて実感した。歴史を学ぶ意義を見出せない子どもたちに、今生きている時代につながっていることを理解してもらう教科書になると思う。加えて、科学的なアプローチによる分析の重要性を説いているのは、科学者らしい視点で類書には見られない指摘だった。自国の環境や歩みを冷静に受け止めて、次世代に豊かで平和な世界を引き継ぐ重要性を痛感した。読んで大正解の一冊だ。

2020/12/31

くらーく

図書館で予約したら下巻が先に。まあ、仕方ないけど。文庫なんだから買って読んでも良いのだが、今となっては買わなくても良かったかな、と。ジャレド・ダイヤモンド氏が文明、文化を語るのではなく、社会や政治を語っているのはちょっと違和感。主観的と言えば良いのかもしれないが、どうもこれまでのテイストとは異なっているように思える。 ただ、著名な方の本なので、日本の政治家も目を通して、海外の人(発言が無視されないような方)から、このように思われている事を知ると良いだろうな。国内の狭い所で活動している爺さんには。

2021/02/11

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