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金遣いの王道

金遣いの王道

金遣いの王道

作家
林望
岡本 和久
出版社
日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
発売日
2013-11-01
ISBN
9784532262242
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金遣いの王道 / 感想・レビュー

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犬こ

想像していた内容とは異なり、江戸時代の貨幣制度から今に至るまで日本人のお金の考えや、アメリカと日本のお金の使い方違いなどなど、お金に関する歴史や文化関連の内容となります。読んで為にはなりました。

2016/07/10

メタボン

☆☆ 欲望のおもむくままに金を使ってはいけない。前半はお金の節操ある使い方についてわかりやすい議論が続いていたが、後半は学者と投資家の鼻につく時事放談といった感じだった。

2014/08/04

ぼっこれあんにゃ

○豊かな富をいかに清く使うか?お金の遣い方に気を配り、お金持ちならぬ「幸せ持ち」に成りましょうと説く。 しかし、浮世離れした暮らしをする二人の対話には、さっぱり説得力がなく、あまり参考にもならない。 ただ、消費、貯金、投資、寄付というお金の遣い道の4分法はなるほどと思う。特に貯金と投資の違いがわかったところは勉強になった。

2014/03/07

さとむ

最近読んだ楡周平の『「いいね!」が社会を破壊する』には、昨今の書籍新刊点数の増加とそれに反する発行部数減がふれられており、出版業界が「自転車操業」状態にあるとの指摘があった。本作はそれなりの教養本ともいえるが、タイトルとの乖離もあって、「とりあえず出版しました」みたいな、まさに楡氏が嘆いている業界の惨状を象徴しているように感じてしまった。読者にとって多くの書籍を選択できることはよいことだけども、書店にズラリと並んだ新書の山をみると、少し心配にも。今こそ、量に頼るのではなく、質を保つことが大切ではないか。

2013/11/29

すうさん

グローバルな人生を歩んできた二人なので、日本的な「カネ」の観念とは縁遠い話である。日本では「カネ」は不浄のものである価値観があるが、海外のノブレス・オブリージュを例に挙げ、西洋の「お金」に対する発想を説明している。しかしもともと日本人は資本主義的な発想、とくに金銭主義のようなものはなかった。だからこそ「カネ」は不浄であって、「価値」ではなかったのだ。大切なのは、「しあわせ」はお金で買えるものでなく、自分の何かを犠牲にしたり、自分で努力を積み重ねていくことで、「しあわせ」と「物物交換」するのではないか。

2015/03/25

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