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リブラの野望: 破壊者か変革者か

リブラの野望: 破壊者か変革者か

リブラの野望: 破壊者か変革者か

作家
藤井 彰夫
西村博之
出版社
日経BPM(日本経済新聞出版本部)
発売日
2019-11-19
ISBN
9784532264161
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リブラの野望: 破壊者か変革者か / 感想・レビュー

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inami

◉読書 ★3.5 今年6月、27億人のユーザを持つフェイスブック(FB)が、新デジタル通貨「リブラ」構想を発表。それは社会(金融)の破壊者か、それとも変革者か?巻末の専門家へのインタビュー【破壊者】マネーロンダリングや脱税・租税回避などの悪事がIT企業のプラットフォームでできますよと言っているようなもの。FBへのもろもろの不信感が大きい。【変革者】各国の銀行を使った今の仕組みはコストも時間もかかる。不便でサービスも悪く時代が求める水準にマッチしてしない。銀行も証券も進化するチャンス・・まあ〜いずれきますね

2019/12/09

月をみるもの

年末の本棚整理で数多くの積読本が発掘された。。そこでたまたま目についた本書を手にとってみる。つい3年くらい前の話なのに、リブラあらため DIEM というのもすでに1年前に終わったらしい。 https://www.businessinsider.jp/post-250656 ひとことで言ってしまうと、通貨主権を奪われることを恐れた世界各国の金融当局がよってたかって潰したということなのだが、今後の経済活動が国家という単位を超えていくことは不可避。リブラの蹉跌から、なにを教訓として得るべきか考えさせられる。

2023/01/04

ちんれん

お勉強。リブラ概要、問題点、ビットコインの歴史がまとまっていてわかりやすかった。

2020/01/26

Yuichi Tomita

リブラを取り巻く状況をまとめたもの。新聞報道を深堀して書籍化したものと考えて良い。 マネックスが参加を表明しているのは知らなかったので、最後の松本氏のインタビューは大変興味深く読んだ。 各国政府からにらまれて、モタモタしているうちにデジタル人民元が先行するかもしれない。各国の通貨を裏付けで保有するとあるが、取付けが起こったらどうするのか。 個人的には、バスケット通貨的で価格変動のあるリブラを決済で使うのはハードルがあると思うが、国境を越えた決済には最適だと思う。

2019/11/27

リットン

国というシステムが壊れ、GAFAのような企業が次のシステムとなる時代の一歩目がリブラな気がする(その時代がくるかはわからないが)。そうすると単なる通貨だけでなく法や政治など現在国が担ってる部分に関わらざるを得ない気がする。そこに対する懸念は世界中がもつが、一方で中国やはたまた途上国の一つから第2のリブラが生まれデファクトスタンダードになるとは思う。また、資金洗浄などの問題はあるが、現金でも対策できておらず、動きを記録できるのだから、仮想通貨のほうが資金洗浄の対策には向いてるのでは、?と思った。

2020/01/15

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