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読み出したら止まらない!女子ミステリーマストリード100

読み出したら止まらない!女子ミステリーマストリード100

読み出したら止まらない!女子ミステリーマストリード100

作家
大矢博子
出版社
日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
発売日
2015-08-01
ISBN
9784532280574
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読み出したら止まらない!女子ミステリーマストリード100 / 感想・レビュー

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Tetchy

さて選ばれた女子ミステリーは今までのガイドブックでは決して選ばれないだろう作品がずらりと並ぶ。正直食指が伸びるようなミステリ趣味に満ちた作品のように思えず、異性である私にとってはいささか没入度の低いラインナップとなっている。しかし好みに合わないといって一蹴するのは本読みとしては失格である。百の選者がいれば百のラインナップがあり、千の選者がいれば千のラインナップがあるのが当然だからだ。本書は―是非はあるにせよ―女子ミステリーというテーマに特化した実にオリジナリティに溢れたガイドブックと云えよう。

2016/07/26

naoっぴ

ブックランキング本やガイド本は多いけど、こういう視点のガイド本は初めて。これはミステリー小説というよりもミステリーの趣向を持ちつつ女性読者がときめく要素(キャラクター、ロマンス、設定、日常描写など)重視でセレクトされている本だそう。100冊中既読は11冊でしたが、氷室冴子に新井素子、図書館戦争、花宵道中、サンドラブラウンにノーラロバーツに、ぼんくら…私にとって思い出深い作品ばかりでまさにツボです。おかげで読みたい本がズラリ並んで嬉しい悲鳴。来年も楽しい読書ができそう(^^)

2015/12/31

山田太郎

なんか読みたくなる本が多かったので、勧め方がうまいんだなと思った。けっこう条件厳しいと思うけどいろいろうまいことチョイスしてるもんだと思った。

2017/03/08

kaoriction@感想は気まぐれに

いや、女子じゃなくても。おばちゃんでも おじさんでも、ひいてはミステリー好きでなくても。本好きな人はかなり楽しめる一冊。ミステリーの隠れた名品を古今東西200年の作品から厳選。「ミステリーの趣向を持ち」「女性読者がときめく要素を多く含んだ」オールタイムベストやランキングとはひと味違う「越境」“女子ミス”。1番最初の作品がオースティン『ノーサンガー・アビー』だもの。ノックダウン。第二部の最後の最後を皆川博子で締めるところも最高。既読本もまあまああったが、読みたい本のオンパレード。これは保存版。次は何を読む?

2019/01/09

norstrilia

好きな書評家さん。ある時この人の解説が載っている本を結構持っていることに気付き、それ以来、勝手に相性がいいと思っている。普段この手の本は購入はしないのですが、大矢さんなので即購入。未読で面白そうと思う本が多過ぎて、また積読が増えることが確定・・・。女子ではありませんが、はい。幅広いラインナップにただただ脱帽。紹介文も、軽さと独特の視点からの鋭さを併せ持つ、著者らしくて好き。 加えて、単に「女子ミステリー」の裾野を広げるだけでなく、このジャンルの批評としても秀逸。

2015/08/11

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