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優しさと勇気の育てかた

優しさと勇気の育てかた

優しさと勇気の育てかた

作家
水谷修
出版社
日本評論社
発売日
2017-01-20
ISBN
9784535587083
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優しさと勇気の育てかた / 感想・レビュー

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Twakiz

口先だけで教育論を語る「教育屋さん」もしばしば見かける中で,夜回り先生は自分の生身を差し出して戦う本物の「先生」ですね.救った何万人(何十万人?)のいのち,救えなかった数10の?いのち,どちらもとても重たいお話.「美しいものを探して写真にとる」「体を動かす」「まず自分が変わる」どれも共感できる.スマホを片時も離さずイライラとして周囲の人に罵声をあびせるような大人も多い中で,何とかこどもたちには幸せに生きられる社会と,力を贈りたいものです.まず,自分が変わろう.難しいけども.

2017/10/02

まんまる

健全に、力強く生きるために必要なことの21個があげられている。どの章にも水谷先生へ宛てられた少年少女からの手紙が紹介されていた。苦しい境遇を想像させる一文に涙が出たり、生き方を切り替えることができた清清しい一文にハッとさせられたり、引用されていた少年少女の言葉が印象に残りました。自殺を考えていた子に水谷先生が提案していた『きれいなものや風景を写真に撮って送ってほしい』という取り組みは素晴らしい。

2017/06/05

千草

夜回り先生こと、水谷修氏の若者たちへ向けた、優しさあふれるメッセージ。「季節を感じよう」「体をたくさん動かそう」とか、小さなことから、自分を変えていくアドバイスが、いっぱい。氏の本は、以前たくさん読みました。自死、ドラッグ、いじめなど大事なんだけど、重く暗い読後感がありました。また、大人の責任を追求されているような厳しさもあった。でも、ご自身が闘病を経られたからでしょうか、眼差しがとっても温かで、希望の光を感じました。私も、小さなことから、実践してみよう!

2021/09/07

ペカソ・チャルマンチャイ

久しぶりに師の本を読んだ。今回は、今まで相談を受けて、その後立ち直った人たちのメールが数多く紹介されています。毎回、自戒したり、人間の素晴らしさを再確認させられます。外で読んでいたので、涙をこらえるのに苦労した。

2018/01/15

ネット社会のせいで子どもがどんどん弱くなっている、というのがフェアな物の見方なのかはさておき、子どもがいて初めて教員がいる、という言葉は素敵だと思った。女の子からのメールが多かったのは、女の子の方が逆境に強いということ?

2017/05/05

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