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ぼくは、かいぶつになりたくないのに

ぼくは、かいぶつになりたくないのに

ぼくは、かいぶつになりたくないのに

作家
中村うさぎ
こうき
出版社
日本評論社
発売日
2018-12-20
ISBN
9784535587380
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ぼくは、かいぶつになりたくないのに / 感想・レビュー

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おはなし会 芽ぶっく 

こういう子が本当に存在するの?そんな世の中なの?誰も抱きしめてくれなかったの?読んでて辛くて辛くて…。苦痛ばかりの人生、ぼくは人間じゃないの?君は人間だよ、と抱きしめてあげたくなりました。絵本は絵を読む、と言いますが、まさに絵ありきの本。心の辛さを表現できた今は、彼は誰かに抱きしめられて…いるよね?

2018/12/27

Ise Tsuyoshi

「彼らは生まれた時から怪物だったわけじゃない。怪物になりたかったわけでもない。みんな、泣きながら怪物になっていくのだ。寂しくて悲しくてどうにもならない痛みを抱えて」(あとがきより) こうきさんの絵と、絵から物語を紡ぎ上げた中村うさぎさんの文との相乗効果がすごい。性的少数者への差別、虐待、いじめなどから生まれる心の闇と向き合った傑作。制作時のクラウドファンディングに寄せた文章があとがきになっており、リンク先で読めます。 https://a-port.asahi.com/column/detail/131/

2019/02/27

万論

この本の醍醐味は、やはり絵。絵ありきで文章が綴られていく。深い深い海の底の静けさ。プクプクと浮かぶ泡はまだ少し角がのこる。辛く厳しい今までの人生から、少しずつ穏やかな生活が生まれてきた。こんな穏やかな絵から物語が始まる。「ぼく」に対するネグレイト、虐待、いじめ、LGBT、様々な苦難が「ぼく」を追い詰める。「人間」って何?激しい絵、心の悲鳴が、悲しみが、押し寄せる。家を追い出され、公園のベンチで寝る事になり、初めて自由を感じた「ぼく」。生きる権利って誰にだってあるんだよ。

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