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演劇コミュニケーション学

演劇コミュニケーション学

演劇コミュニケーション学

作家
蓮行
平田オリザ
出版社
日本文教出版
発売日
2016-02-29
ISBN
9784536600835
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演劇コミュニケーション学 / 感想・レビュー

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かえるくん

やっと登録できた。著者のワークショップではその特性ゆえにメモしきれなかった理論を、いつでも復習できるようになってありがたい。これからの教員に要求される能力のひとつとして「発注力」があげられているのが印象に残った。外部の人に発注して授業をデザインする力。そのような力が必要とされる、という訴えが受け入れられるような時代になってきているのだ。前作以上にコミュニケーション教育における演劇の有用性を説得する力が増している気がする。ここに書かかれていることをしっかりおさえて、それに共感できる人を増やしていきたい。

2016/04/05

タナカとダイアローグ

読んだ日はだいたい。青山学院大学の履修証明プログラム受講経験から。 演劇が教育に及ぼす多大な影響について。演劇人が活躍する社会。 蓮行氏のワークショップでゲラゲラ笑っていたのは良い思い出。子供達のみならず、大人にも必要。

2017/08/11

エイジ

平田オリザ氏の関係書籍を読もうシリーズ。これまでは、自分がドラマティーチャーにならなきゃだめかな? と考えていましたが、「発注」で良いと書かれており、少し気が楽になりました。ワークショップにどのくらい費用がかかるのか、調べてみることにします。

2018/01/09

mngsht

幸運なことに仕事関係でいただいた。少し前に読んだ『わかりあえないことから』を更に教育現場に落とし込むと?という点を深掘りした一冊だった。生徒の性格や参加態度を教育側が上手く調理しており、教育者でなくとも、この振る舞いは応用したいと思った。また教育格差や文化資本格差についても触れられていた。わたしも大学入学後、この二点が身に染みて日本の問題点だと感じていた。今作の対談ではそれらを俯瞰的に分析し目指すべき方向も提示されていたため、読後自分の視野がかなりひらけた感覚を得た。

2019/08/15

Yoko Oishi

WSDのeラーニングを先に見ていたので非常にわかりやすかった。価値観が違うのは当然。それはそれとして合意形成をしていくことの大切さ、どうしたらわかりやすく伝えられるだろう。発注力が大事なのは学校の先生も企業人も一緒。全部を自分でする必要はなくて、いかにネットワークを持っているかが大事。演劇学というタイトルだけど、いろんな点で参考になった。

2017/11/10

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