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モダン・ホラー

モダン・ホラー

モダン・ホラー

作家
鴻上尚史
出版社
白水社
発売日
1985-02-01
ISBN
9784560033296
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モダン・ホラー / 感想・レビュー

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ぽー

「ごあいさつ」を読んで懐かしくなり戯曲も借りてみた。これは1984年9月に下北沢のスズナリで観た作品。岩谷真哉というスター俳優を交通事故で失い公演も一度中止した後の再開公演で立ち上げ3年目でまだまだまだマイナーだった劇団自体どうなっちゃうんだろう?という不安と期待入り混じった劇場の雰囲気をよく記憶している。36年経ってもギャグや内容を覚えている物で高校生の時は勢いで笑っていた事も今となってはほぼほぼ理解できる。そういうことだったのかと。鴻上さんもオールナイトニッポン2部やってた頃で何もかも皆懐かしい。

2020/04/14

西澤 隆

20代の頃は持っていた。突然再読したくなり、古書で買ってきて、枕元で半年間放置。先日ひさしぶりに読んだ。簡単に「アイツは終わってる」と言い放つことへの強い違和感への異議申し立ての部分の記憶が強かったこの戯曲だけれど四半世紀の時間を経て再度読んで見ると、手触りはずいぶんとかわる。上との軋轢であがくということ、かつて「やらかした」人が年を経て下の人たちをどう眺めるか。例によって明確な答えはなく、いろいろ考え込む「?」はたくさん埋め込まれる。これを劇場の音楽と光の中で笑いながら見、帰り道で「?」したかったなあ。

2019/09/05

p.42「演劇はゴラクじゃないんだよ。世界を撃つための武器なんだよ。機動隊の奴らを倒す、銃なんだよ」特有のノリの中にハッとさせられる言葉が突然出てくる。ただし当時の年代に関する予備知識が必要…

2017/11/20

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