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蜘蛛の家 (ポール・ボウルズ作品集)

蜘蛛の家 (ポール・ボウルズ作品集)

蜘蛛の家 (ポール・ボウルズ作品集)

作家
ポール・ボウルズ
Paul Bowles
四方田犬彦
出版社
白水社
発売日
1995-10-01
ISBN
9784560044971
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蜘蛛の家 (ポール・ボウルズ作品集) / 感想・レビュー

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らぱん

500頁の大作は魅力的な少年アマールの成長譚と言えるが、舞台が仏領フェズの独立前夜であり、彼の冒険は動乱が係わり政治色を帯びて、哲学的な迷路じみた物語になっている。予言者の末裔の家で生まれ、シェリフ(≒貴種)の天分を持った彼には本質を視る眼があり、少年の純粋さで事物を計り、教義に照らし合わせ判断する。二人の米国人が物語に絡み、その単純化した記号はムスリム、独善的進歩主義者、傍観者であり、苦悩を抱えるのは作家である傍観者だ。アマールは理解の及ばないものに戸惑いながらも、迷いは無く彼の道を進んでいく。↓

2019/08/02

doradorapoteti

ポール・ボウルズの最高傑作のような気がする。

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