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カモメに飛ぶことを教えた猫(改版) (白水Uブックス)

カモメに飛ぶことを教えた猫(改版) (白水Uブックス)

カモメに飛ぶことを教えた猫(改版) (白水Uブックス)

作家
ルイス・セプルベダ
河野万里子
出版社
白水社
発売日
2019-03-27
ISBN
9784560072233
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カモメに飛ぶことを教えた猫(改版) (白水Uブックス) / 感想・レビュー

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Ammie as 妹子⛪

前々から気になってた。劇団四季でミュージカル化されたっつーことで、本屋さんに平積みになってて、お買い上げ。この直前に読んだのが胸糞本だったこともあり、すっごくすっごく優しい気持ちを取り戻せたように思う。ヨーロッパでは“8歳から88歳までの若者のための小説”とうたわれたそうだけど、このお話に込められた勇気、優しさ、諦めない気持ち…その他もろもろが、多くの人に届くといいな、と思った。

2019/05/03

miaou_u

優しくユーモラスな猫たちと、一羽のカモメの成長とともに、多様性や環境問題を絡めながら、愛情豊かに織り上げられた物語。この作品は、欧州では『八歳から八十八歳の大人まで』の小説、として有名なのだそうだけれど、こういったテーマに小さい頃から触れて考える作品が生まれる土壌があるということが、とても羨ましく思う。久方ぶりに、心温まる作品に出逢えました。

2019/10/23

tellme0112

読了。劇団四季がミュージカルにした理由を探しながら。異なるものへの愛、異なるものだからこその愛を感じる。排斥に抗うたくましさを感じた。しかし、これを学校教育の中で見る、という状況は、伝えたいことはうまく伝わるかはわからない。たとえば何十年後とかに、思い出してもらえれば。などと思う。大人が選ぶのでは、感動も半減する。自ら選び取った出会いでないとな。夏休みの読書感想文課題を心配しながら。

2019/08/07

Hatann

様々な動物が登場して直接話法で会話する。スペイン語で「言う」「話す」はdecirという。人間はdecirする。しかし、他の動物はdecirしない。猫はmaullar、カモメはgraznar、ネズミとチンパンジーはchillar。猫のゾルバもdecirせずに、人間を含めた他の動物の言葉でmaullarするだけだ。邦訳ではみな「…と言った」と翻訳されるが、原書では発話行為の区別が徹底される。異なる発話行為がシソーラス化して意思疎通を成立させつつ、区別を徹底することで異種間の現実感が維持される。翻訳は難しい。

2020/09/06

のっち

☆☆☆★ 黒猫のゾルバは瀕死のカモメ、ケンガーから卵を託される。三つの約束と共に。一つ目、二つ目はまだ自分の力で何とか出来るかもしれない。しかし、三つ目の「ひなに飛ぶことを教えてほしい」はどうする?飛べない猫が。けれどもゾルバには何の躊躇もなかった。何かこの判断がとても男前で印象的だった。ひなのフォルトゥナータを大空へ還すために動物達が尽力する。個人的にはビジネス観点からも読める一冊でした。

2019/07/09

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