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サミュエル・ジョンソンが怒っている (白水Uブックス)

サミュエル・ジョンソンが怒っている (白水Uブックス)

サミュエル・ジョンソンが怒っている (白水Uブックス)

作家
リディア・デイヴィス
岸本佐知子
出版社
白水社
発売日
2023-02-26
ISBN
9784560072479
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サミュエル・ジョンソンが怒っている (白水Uブックス) / 感想・レビュー

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さぶろうの領土

私は文中に【サミュエル・ジョンソン】という字面が出てくると興奮する変態なので、この本は完全にタイトル買いしたのだけど、買って正解だった。著者は自身の内省的なモノに対する解像度が、とてつもなく高いんだろうと思う。読んでいてそう感じていた。たぶん著者の作品を読んだ事がある人ならわかってもらえると思う。なんで自分はこういう感情になったんだろう、とか。なんであの人はこういう行動をしたんだろう、とか。そういった事を深く追求している人でないと、こういった作品は書けないだろうと思う。サバサバした文章も良い。

2023/04/02

natsumi

多種多様なエッセンスで溢れる作品集。何かが間違った輝きを放つマリー・キュリーのインスタレーション的伝記があるかと思えば、急にきみまろの漫談みたいな夫婦・家族あるあるがぽんと出現する。めちゃくちゃクールで鋭いのに、自己との気取りのない距離感、ギャグセンスが本当に絶妙だと思う。底知れないぜリディア・デイヴィス〜

2023/03/28

ざじ

著者の視界に入った事象がどこまでも解像度を高められ、時に歪んでいく様子を活字で読む幸福を味わうことができる 文字数が少なければ少ないほどクールさを感じる

2024/01/31

いなお

とても楽しい本だった、ほとんど記憶のない女から変わらずユニーク

2024/04/19

ふゆきち

形式が自由になるにつれ、題材は日常生活を切り取ったものが増えてきたように思えます。わざと変な文章で書かれたマリー・キュリーの伝記が妙に詩的で好きです。

2023/04/12

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