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金子兜太戦後俳句日記(第二巻 一九七七年~一九九三年)

金子兜太戦後俳句日記(第二巻 一九七七年~一九九三年)

金子兜太戦後俳句日記(第二巻 一九七七年~一九九三年)

作家
金子兜太
出版社
白水社
発売日
2019-09-28
ISBN
9784560096833
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金子兜太戦後俳句日記(第二巻 一九七七年~一九九三年) / 感想・レビュー

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naoudo

長谷川櫂 解説 社会性と前衛 兜太は自身の表現を優先する。まず表現する中身があって、それを俳句という布で包む。当然、布は中身の形にしたがって凹凸ができる。兜太は楸邨から表現という方法を受け継ぎながら、ここが楸邨と異なる。五拍と七拍の奏でるリズムは農耕社会とその司祭者である天皇を讃えてきた日本古来の詩歌の核心だった。兜太の句はこのリズムに拘束されない。兜太の兜太たる所以は、このいびつな凹凸のリズムにこそある。これが兜太の刻印なのだ。もし五七五にならしてしまえば、ほかの俳人の句と区別がつかなくなるだろう。

2020/01/06

naoudo

宇佐美貴子 朝日俳壇と金子さん 金子さんは「新しい俳句」の発見に貪欲だった。未掲載の作者や年若い人の俳句を積極的に選んだだけでなく、社会の動きに反応した俳句を好んだ。 金子さんは特に東日本大震災とその後の復興を注視し、増えつつあった生活困窮者や高齢者の悲哀にも目を配った。 少しでも疑問に思うと何でも尋ねてきた。 金子さんは「新聞俳壇はジャーナリズムだ」とよく話していたが、新聞俳壇だから時事俳句というのは一面的で、折々の人々の関心を盛り込んだ俳句が寄せられる新聞俳壇こそが世論であるという意図だった。

2020/01/06

すいれん

日記の内容もだけど、書き方が好きで図書館の新刊コーナーにあったのを速攻借りる。日付、天候、時間、場所。簡潔な文。自分が使っている五年手帳の参考に。仕事と訃報と俳句。とてもシンプル。奥道後の温泉はまだジャングル風呂があった頃かしらと思いながら読了。

2019/12/08

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