職業別 パリ風俗 (白水Uブックス)
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職業別 パリ風俗 (白水Uブックス) / 感想・レビュー
MASA123
バルザック(1799-1850)、フロベール(1821-88)の記述や、鹿島茂さんが蒐集した文献、資料、貴重な挿絵などで、パリ風俗の理解が一気に進みます。 オペラ「椿姫」の高級娼婦がなにかわからないままに音楽鑑賞していると、チコちゃんに叱られますよ!(たぶん出題されないけど)、「お針子」、新人女優、乳母、薬剤師とか、興味ぶかい話がたくさん読めました。 ドガ、マネ、ルノワールの絵画にも、社交界夫人、踊り子、娼婦などが登場するので、絵画の理解もふかまりますね(原田マハさんは説明してくれないよ)。
2023/10/13
桜花
フランスの様々な職業について解説されています。 レオナルドダヴィンチの父親が確か公証人だったと思います。 (ただ村の公証人だから裕福と言ってもどれほどかは疑問) 「公証人」は馴染みがないからわからなかったけれどなるほど裕福になれそうですね。 まさにゆりかごから棺桶まで、って感じ。
2020/07/18
kaz
挿絵を中心に気になったところを拾い読み。正式な医師と免許医師とがあり、免許医師が生まれた背景に革命の影響があったとは。尤も、江戸時代の日本の医師もひどかったが。図書館の内容紹介は『法廷では弁護をしない「代訴人」、情報通の「門番女」、医者より儲かる「薬剤師」、自営業としての「高級娼婦」…。バルザックやフロベールの小説に描かれた様々な職業の実態から、19世紀フランスの風俗や社会がわかる!』。
2023/07/16
柴田塔
19世期フランス小説での「職業」がよくわかる。代訴人とか高級娼婦とか。
2020/09/01
ふゆきち
もっと早くに出会っていたかった。19世紀フランス文学を読むうえで非常に助かります。
2020/08/02
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