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手がかりは「平林」: 神田紅梅亭寄席物帳 (ミステリー・リーグ)

手がかりは「平林」: 神田紅梅亭寄席物帳 (ミステリー・リーグ)

手がかりは「平林」: 神田紅梅亭寄席物帳 (ミステリー・リーグ)

作家
愛川晶
出版社
原書房
発売日
2017-09-27
ISBN
9784562054343
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手がかりは「平林」: 神田紅梅亭寄席物帳 (ミステリー・リーグ) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

神田紅梅亭寄席物帳その6。中編×2。本作では弟子のお伝がメイン?で表題作の方が好み。あとがきにある次回作の新シリーズ?楽しみです。

2017/10/14

おか

神田紅梅亭シリーズ第6弾。先月 発売されたのを 読友さんのレビューで知って 慌てて図書館に予約した。現実でも物語の中でも月日の経つのが速い!前作では まだ初々しい夫婦の馬伝(福の助)と亮子が双方中年となり子供の雄太君が小学2年生!今回は前作で福島から上京し 馬伝の弟子になりたいと頑張ったお伝ちゃんが中心となる2作。最初は 余りに急激に中年夫婦になった事に戸惑ったが 相変わらずの馬春師匠に会ってからグイグイ読み進めた。落語が楽しめたのは当然だが 今回は立体落語なるものに興味津々*\(^o^)/*面白かった!

2017/11/03

真理そら

表題作はいつものように気持ちよく読んだ。「カイロウドウケツ」はつまりたすきがけということだな、と思いはするものの読んでいるうちに頭の中がふたたび混乱し…お伝さんも大変だよねえという感想しか…。とにかく亮子さんはかわいい。

2019/08/12

ぶんこ

お伝さんが主役のような2編。愛川さんの理屈っぽさ全開で、特に「たらちね」では理解するのを諦めました。馬春、馬伝さんたちにご自分の性格を写していらっしゃると思えました。亮子さんが素晴らしい。お伝さんが災難にあった時の言葉かけにはウルウル馬伝師匠も馬春師匠も女将さんには恵まれてますね。愛川さんの好みなのか、このシリーズ入院中は170センチを超える長身で色白美人が多く出没。こんなに寄席界隈に大勢いるのはいささか不自然で目につきました。物語は少しどぎつくなったきたようです。

2018/01/11

onasu

このシリーズで、いいなあ、と思うのは「落語とミステリー」という好物の掛け合わせなのは言うに及ばず、真面目で関白気味の夫馬伝と、それをやんわりと受けとめる妻亮子、そして亮子をお気に入りの師匠馬春(あるいは紅梅亭の席亭)という、いわば三すくみから醸される雰囲気か。  そこに、シーズン2(解説の柳家小せん師匠)では女弟子のお伝が加わり、今回はその1年後。話しの重心はお伝に傾くも、雰囲気はそのまま。真面目で気働きも利くが、肝心の落語の方が…とは、話しの向きは言わずとも。  意欲も語られている次作を心持ちにします。

2017/12/03

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