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八人の招待客 (海外ミステリ叢書《奇想天外の本棚》)

八人の招待客 (海外ミステリ叢書《奇想天外の本棚》)

八人の招待客 (海外ミステリ叢書《奇想天外の本棚》)

作家
Q・パトリック
山口雅也
出版社
原書房
発売日
2019-09-13
ISBN
9784562056873
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ミステリ界の鬼才・山口雅也、アニバーサリーイヤーを締めくくるトークライブ 1月20日開催!

2019年、80年代の単行本初収録短編を集めた作品集『ミッドナイツ《狂騒の八〇年代》作品集成』(講談社)と、発表30周年記念“永久保存版”『生ける屍の死』(光文社)を上梓し、製作総指揮を務める海外ミステリ叢書「奇想天外の本棚」(原書房)をスタートさせた山口雅也さん。そんなアニバーサリーイヤーを締めくくるトークライブが開催決定!

日時:2020年1月20日(月) 20:00~22:00 (19:30開場) 場所:本屋B&B(下北沢) 入場料:■前売1500円+ドリンク500円(ともに税別)     ■当日2000円+ドリンク500円(ともに税別)

出演 山口雅也(推理作家) 森永博志(フリーエディター) 新井素子(SF作家)

山口さんが師と仰ぐ、草創期の『POPEYE』『月刊PLAYBOY』 を手掛けた編集者・森永博志さんと、長年親交を深めるSF作家の新井素子さんをゲストに迎え、自身の作家としてのルーツと35年間を振り返ります。山口作品の愛読者はもちろん、すべてのミステリファン必聴の2時間を、どうぞお楽しみに!

参加申し込みはこちらから

※ダ・ヴィ…

2020/1/8

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八人の招待客 (海外ミステリ叢書《奇想天外の本棚》) / 感想・レビュー

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aquamarine

クリスティの「そして誰もいなくなった」に類似する先行作とされた中編2作品。過去に雑誌にのみ掲載されたものの新訳だそうです。「八人の中の一人」は高層ビルの最上階に閉じ込められた8人の話。予告があったり日めくりカレンダーが使われたり、なかなかドラマチックでショートドラマでも楽しめそうな感じです。表題作は招待客全員が加害者候補。ある一人を殺害しようとするも…と、ちょっと先行作というには違う気がしますがこれはこれでラストまで楽しめました。最近のものとは違いますが、こういう古いものを新訳で読めるのは嬉しいです。

2019/12/19

cinos

パトリック・クウェンティンファンには嬉しい中編集。しかもクローズドサークル物2編。『そして誰もいなくなった』の先行作ということで、表題作は特に犯罪者に招待状が届き屋敷に集められるというのはまさに。ただそこからの展開はクリスティの方のオリジナリティのすごさを感じた。でもどちらも面白かった。

2019/11/06

りつこ

古き良き時代のミステリーって感じ。登場人物が少なくて場面が動かなくて…昔のNHKの海外ドラマを見てるみたい。あるいは劇。安心して読める。楽しめる。なんか久しぶりにこういうの読んだな。楽しかった。

2019/11/01

あっちゃん

クリスティの、そして誰も〜の先行作という事で!私的には、ちょっと違う気もするけど、クローズドサークルの時点で既に嬉しいので、それは気にしない(笑)中編2編、時代背景も懐かしの、といった感じ( ̄▽ ̄)

2020/01/28

ネコベス

作家の山口雅也氏がクリスティの「そして誰もいなくなった」の先行作とと思われる中篇二作を新訳して収録した一冊。個人的には「八人の招待客」は今ひとつだったが、「八人の中の一人」は大変面白かった。クリスティの作品に設定部分は似ているが筋立ては異なり、高層ビルに閉じ込められた株主と会社の重役達の中から死者が出て、隠れた殺人者の存在に皆疑心暗鬼に陥るサスペンスフルなミステリ。ロマンスがやや余計に感じたが、楽しく読めた。

2019/11/29

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