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雨上がりに二人の舞踏会を (ライムブックス)

雨上がりに二人の舞踏会を (ライムブックス)

雨上がりに二人の舞踏会を (ライムブックス)

作家
メアリ・バログ
山本やよい
出版社
原書房
発売日
2018-08-08
ISBN
9784562065141
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雨上がりに二人の舞踏会を (ライムブックス) / 感想・レビュー

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たまきら

完璧な人生なんてない。だからこそ、全ての小さな出来事にも輝きを見つけることができる。この作家が紡ぐ「小さな恋のうた」にはただただ感動します。このシリーズは戦争で心身ともに打ちのめされた人々が主人公。今回は歩行がやっとの傷に苦しむ元少佐と、負傷した夫の介護からようやく自由になった美しい未亡人が、ゆっくりと自分を見出していく話です。とにかくその過程がリアルで、暖かい。なんでもない描写に涙が出そうになったり。あ~続きが早く読みたい!

2018/10/16

ベルるるる

「サバイバーズ・クラブ」の3作目。主人公が7人いるようなものだし、名前とは別に称号もあるし、前の2作の内容も半分は忘れているようなものだし苦労して読了。ベンが幸せになってほっとした。

2020/01/30

veri

どんな人にも過去がある。明るいもの、暗いもの。それは影のように一生自分について回る。時に断ち切りたいし、時に愛おしく思う。また、ある時の自分には暗くても本当は明るいものだったと気づくこともある。「明日しよう」の明日は永遠に来ない。という文にはハッとさせられた。どんな一歩でもそれは自分が踏み出した一歩で、願わくばそれを誇りに思えるように。いつも書いてる気がするけど、メアリ・バログはロマンスだけじゃなくて人生を描いている気がして本当に好き。スライトリーシリーズ原書に挑戦しなきゃダメだなぁ…

2018/08/26

Miyuki_fsog

シリーズ3作目…H/Hは足の不自由なベンと未亡人のサマンサ‼️いつも物静かなベン、そして未亡人って所から 落ち着いたカップルかと思いきや まだ2人とも20代‼️ この作家さん 事件もなく 悪者も居ない《今回は小姑が💢》のに 何故か引き込まれる🎵 新作 早くゲットしないと💖

2019/01/14

aiko

シリーズ3作目。 負傷により歩行困難になった元少佐のベネディクトと士官の未亡人サマンサの話。 劇的な展開より、互いに語りあう事で距離を縮めていく過程がユーモアを交えて丹念に描写されてます。 前2作ではベンはあまり存在感無かったけど、今作とても良い男。 このシリーズ、目が見えるようになったり、歩けるようになったりする小説にありがちな奇跡は起きないけれど、あるがままの自分を受け入れ一歩踏み出していく過程が本当に良く、最後は自分もキャラの幸せに拍手をしたくなりますね。

2018/08/24

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