KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

あなたの疵が癒えるまで (ライムブックス)

あなたの疵が癒えるまで (ライムブックス)

あなたの疵が癒えるまで (ライムブックス)

作家
メアリ・バログ
山本やよい
出版社
原書房
発売日
2019-01-09
ISBN
9784562065196
amazonで購入する

あなたの疵が癒えるまで (ライムブックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

たまきら

ヨーロッパの童話に登場する退役軍人たちの姿とその苦境に気づいたのは高校生ぐらいだったでしょうか。戦争が国家にもたらす問題の一つが「生き残った兵士」であること。彼らを「癒す」のが難しいことを丁寧に描いたシリーズも4作目になりました。ただ、人の疵には多様なものがあり、今回は女子にもかなりあてはまった気がします。かなり脳に障害がある男子がゆっくりと自分らしさを取り戻していく過程も良かったです。

2019/04/17

ベルるるる

アグネスのメイドになったマデラインという少女がいい。女性の持つ個性や美を引き出す才能があるし、確固たるスタイルもある。どこかでマデラインのその後が読みたいな。

2020/01/31

veri

バログ作品の感想はいつも難しい。沢山の感情と言葉が胸や 頭を過るから。でも必ず言えるのは素晴らしいということ。疵は醜いのか美しいのか。一般にはきっと醜くて目を覆いたいものだけど、バログ作品ではそれはいつも大切で愛しいものとして映る。胸や腹を刺し貫くような残酷さがあるのに、雲間から差す陽光のような優しさが両立する。きっとそれは作者が物語や登場人物を俯瞰しながらも愛しく思って描いてるからなんだろう。見たくないものを見せられるし、進みたくない場所にも促されてしまうけど、それでもやっぱり優しくて素晴らしいのだ。

2019/01/13

Miyuki_fsog

慌ただしい日々で 集中して読む時間がなくて夢中になれなかった💦 シリーズ4作目、ヒーロー・フラヴィアンは シリーズ通して明るく思いやりがあって、さらにめちゃくちゃハンサム‼️ヒロイン・アグネスもたちまち恋しちゃった位だもの💞 そんな2人も それぞれ心に傷を持ち そしてお互いが無くてはならない存在に❤️ シリーズ次作は顔に傷を持つラルフ…早く翻訳されないかしら💖

2019/01/28

キッチンタイマー

つっかえながら話すフラヴの話がすごくウイットに富んでて楽しい。そういう雰囲気を楽しむんだなと思っていると、ラストどんでん返しがあるんだよ。

2019/04/04

感想・レビューをもっと見る