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愛を知らない君へ (ライムブックス)

愛を知らない君へ (ライムブックス)

愛を知らない君へ (ライムブックス)

作家
メアリ・バログ
山本やよい
出版社
原書房
発売日
2021-10-06
ISBN
9784562065448
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愛を知らない君へ (ライムブックス) / 感想・レビュー

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たまきら

この作家に幻滅したことがありません。80歳近いのに、2016年出版の新シリーズ1作目であるこの本にも新しい気概が感じられました。身勝手な父のせいで人生を狂わされたきょうだいと彼らの周囲の人々すべてが主人公なので、家系図つき!把握するまで大変でした…。主人公は25歳まで孤児院で生きてきた女性。ある日彼女の長年の夢が残酷な形で叶い…。型破り同士のお公爵は華奢で背も低く、「女の子に生まれればよかったのに」と皆が思うほど美しい皮肉屋さん。彼の意外な特技も読みごたえがありました。早く続きが読みたい!あと、邦題素敵♡

2022/04/18

veri

王道中の王道すぎて今やお目にかかれないような設定なのにそれでもやっぱり素敵なロマンスになるのが流石のバログです。触れられそうに瑞々しくそこに在る登場人物たちが魅力的でとても良い。シリーズの初めなので少し導入的な立ち位置だからなのか、もう少し物語に入り込みたかった面もあります。けれどもなんだろうなぁ。言葉にし難い感情にさせられるというか。バログ作品にはいつも絶対に胸を貫くような一文がある。ゆったりと確実に育まれるエイヴリーとアナの愛にもう少し浸っていたいところです。

2021/11/03

aiko

孤児、教師として育ったアナと公爵の仮面を被り自らを守ってきたエイヴリー。正反対の二人の間に生まれる引力の描写が上手いです。 同じバログの『愛の旋律は鳴り止まず』と少し似て、自分探しと家族の再生がモチーフの一つ。 現在9冊出ているウェスコットシリーズの1作目ということで登場人物多め&今後の話へ繋がであろう展開が前半に集中しますが、アナとエイヴリーの素顔が見えてくるにつれグングンと引き込まれました。 今回ありがたいことに家系図がついてます! 魅力的なキャラクターも多いので全冊翻訳されますように。

2021/10/15

ライム

楽しかった~新シリーズの1作目。人物紹介と合わせて書かれた家系図見て逃げ腰になりしばらく放置してましたが、考えてみれば今迄だってこのくらい登場人物多かったし家系図有るだけありがたい。重婚と婚外子の展開は良く思いつくな…と思いながらも、有り得ないことではないので、無理な感じはしなかった。何よりアナが威厳を失うこと無く立ち向かうので気持ち良く読めた。今年77歳!?のバログ、頑張って書き続けてください…今後も楽しみ

2022/02/26

一回目読んだとき、面白かったけど登場人物の多さに流し読みしたので再読。今回はすんなり話に没頭出来た。美貌の公爵エイヴリーと孤児院で育ち、そこの教師をしているアナ。突然、故伯爵の子で全財産を相続することに。公爵はウェスコット一族の中で怯える様子もなく冷静なアナに好奇心を持つ。そして恋をしていることに気付き求婚する。ヒーローが小柄で華奢なのと、決闘が肉体で、しかも中国武術で倒してしまうのは珍しくて良かった。祖父母に再会するところは感動した。

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