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滑稽・人情・艶笑・怪談…… 古典落語100席 (PHP文庫)

滑稽・人情・艶笑・怪談…… 古典落語100席 (PHP文庫)

滑稽・人情・艶笑・怪談…… 古典落語100席 (PHP文庫)

作家
立川志の輔
出版社
PHP研究所
発売日
1997-11-04
ISBN
9784569570808
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滑稽・人情・艶笑・怪談…… 古典落語100席 (PHP文庫) / 感想・レビュー

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月讀命

古典落語が100話。それも、NHKのためしてガッテンの立川志の輔の著という事で読んでみた。百話のうち知っているものは極僅か。自分の知識の無さを改めて感じさせられた。落語のあらすじという意味では非常にためになる。しかし、テレビなんかで見る落語の様に、ビャっと伝わってこない。イマイチ、感動しない。やはり落語は、噺家さんの話術がその真髄である事を知った様な気がする。さらに言えば、浅草の寄せに行って、噺家さんの息遣いを聞き、噺家さんとお客さんとの言葉で顕われないコミュニケーションの上で成り立っているのだと感じた。

2010/09/15

forest rise field

落語はよく知らなかったが、NHK「昭和元禄落語心中」がきっかけで興味を持つ。100席の噺がコンパクトに纏められており、初心者には良い。噺のジャンルごとに章を分けてあり分かりやすかった。これを機会に落語を見直してみたくなった。

2021/06/27

優希

情緒深い噺から笑いたっぷりの滑稽噺まで100席の落語が詰まっていました。文章だけでも面白いので、寄席で聞いたらもっと面白いだろうなと思いました。

2023/02/12

おさむ

2015年のトリを締めるのは、志の輔監修の古典落語本。SFから廓話、親子夫婦の人情話、怖い話等そのジャンルの幅広さに、長く続く芸能の深みを感じました。個人的には「芝浜」が一番好きです。談春の赤めだかによると「立川流」の二つ目昇進の1条件は「古典落語50席を覚えること」。その大変さがよーくわかりました。

2015/12/31

ヴェルナーの日記

やはり落語は話芸なので、読むより聞いた方が遥かに面白いが、現在にあってあまり持て囃されない落語の面白さを少しでも味わえる端緒となれば、との思いで書かれているのではと感じた。 紹介されている100席の話は、ほんのごく一部に過ぎないので、興味をもたれた方は、是非一度、生の寄席を聞いてみることをお勧めする次第です。

2012/09/05

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