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風の陣 [立志篇](PHP文庫)

風の陣 [立志篇](PHP文庫)

風の陣 [立志篇](PHP文庫)

作家
高橋克彦
出版社
PHP研究所
発売日
2001-07-16
ISBN
9784569575865
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風の陣 [立志篇](PHP文庫) / 感想・レビュー

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壮の字

天平二十一年(七四九)奈良の都。ひとりの蝦夷により、陸奥にて黄金発見の報らせがもたらされた。「圏外」扱いだったさいはての大地が、がぜん都人士の獰猛な視線をあつめることに。主人公・嶋足(しまたり)は、紫微中台内相・藤原仲麻呂の国政専有に手を貸すが、それは陸奥を利することにつながるのだろうか。都の動乱に揉まれながら成長を重ねる若き蝦夷たち。中国・春秋戦国期を描いた某マンガを読み始めたときのワクワクを思いだす。陸奥を「関中」に擬せば、「函谷関」にあたるのが白河関。個人的に未踏の陸奥を知りたくて一歩を越えてみた。

2019/02/13

レアル

奈良時代の大仏建立の際に不足する黄金が陸奥で見つかった!とするところから始まる物語。今まで見向きもされなかった陸奥がその黄金を目当てに朝廷が乗り出してくる!と蝦夷Vs大和朝廷抗争の物語かと思ったら、それは大枠でまずの序盤は橘奈良麻呂の乱を軸にこの巻は展開された。史実にオリジナルを加えた物語で時折史実とオリジナル物語に混乱しながら読んだが、物語的には展開が早く躍動感溢れる文章で面白い。「火怨→炎立つ→天を衝く→水壁」と続く物語。まずは「風の陣」5巻を読む。 次巻「大望篇」へ。

2018/05/14

財布にジャック

まずは、高橋さんごめんなさい。「火怨」「炎立つ」「天を衝く」を前に読んだ時に、東北3部作だと認識していましたが、この作品を入れて蝦夷4部作というそうですね。時系列順に行けば「火怨」の前を描いたこの「風の陣」から読みたかったのですが、実際は最後になってしまいましたが、これから全5冊を味わって読みたいと思います。まずこの立志篇は橘奈良麻呂の乱がメインでした。準主役と思われる物部天鈴が魅力的で早速お気に入りキャラ決定です。勿論主役の丸子嶋足も大活躍でした。続きが楽しみです。

2012/09/25

gonta19

2007年2月18日Amazonにて購入。 2014/5/10〜5/15 約二年ぶりの高橋作品。今作は、奈良時代、橘奈良麻呂の乱に絡む蝦夷の丸子嶋足の活躍を描く。高橋氏のライフワークとも言える、闘う蝦夷の物語。いつも書く事だが、氏の描く主人公はいつもながらに漢気溢れておりカッコイイ。続きが愉しみである。

2014/05/15

kawa

著者の「陸奥四部作」のうち時代的に最も初期の時代を描く本作(全5巻のうちの1巻目)。東大寺大仏開眼間もない奈良の地、「橘奈良麻呂の乱」を中心に蝦夷の地の平和のために知略をめぐらす蝦夷の丸子嶋足と物部一族の天鈴を描く。激しい権力闘争に明け暮れる当時の政治家の様子が興味深いが、複雑・摩訶不思議な対立関係に度々混乱しながら次巻へ。

2020/06/28

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