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はじめて考えるときのように: 「わかる」ための哲学的道案内

はじめて考えるときのように: 「わかる」ための哲学的道案内

はじめて考えるときのように: 「わかる」ための哲学的道案内

作家
野矢 茂樹
出版社
PHPエディターズ・グループ
発売日
2001-02-01
ISBN
9784569614670
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はじめて考えるときのように: 「わかる」ための哲学的道案内 / 感想・レビュー

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Narr

いやあ実はこの本、読みやすい文体で書かれているにもかかわらず、内容は普通に難しい。特に私のような「自分の頭で考える」のが苦手な人にとっては笑。しかし著者曰く、「考える」というのは頭だけでなく身体や動作も使って頭の外で行うことのようだ。確かにじっと一点を見つめて言葉を転がすより、紙に書いたり、PCやスマホに打ってみた方が、「考え」がまとまったり、先に進んだりする気がする。本書から得て意識したいのは「問題を問う」ことと「言葉を鍛えること」、「話し合う」ことかな。

2020/01/02

Kaho

哲学のてほどきと聞いて手に取ってみたけど、どちらかというと「考える」ということについての技術。ちょっと嬉しかったのは昔気になってたクマのプーさんとイーヨーのエピソード。「つめこんで、ゆさぶって、空っぽにする」当時はわからなかった。だから今でも頭の引き出しに残ってた。それがやっとわかった。いろんな本、人からの情報、意見を吸収し、新しい言葉、意味を知る。そして自分を外に出して自分自身に出会い、思っても見なかったところに踏み込み、また新たな出会いを求めて整理=空っぽにする。この本に出会えたことに感謝。

2015/01/09

山ろく

著者は「本が売れる哲学者」の一人。著書には論理学の実技指導テキストとして好評の「論理トレーニング」シリーズなど。そして今回は、副題によれば入門書でも哲学エッセイでもなく「哲学的道案内」。「ぼく」が読者に語り掛けるというスタイルで、一人突っ込みと自虐ネタとたっぷりの比喩とともに、「考えるとは」「論理的とは」「ことばと論理」「フレーム問題」などのテーマが次々取り上げられる。印字は茶色でイラストたくさん。内容は深いのに軽い口調にのってスッと読み飛ばしてしまいそう。さて想定読者は誰だったのか。頭のいい中学生かな。

2020/09/16

たらちゃん

図書館で借りましたが、再読したいので買いました。

2016/09/11

skr-shower

絵本的な子供にも手に取りやすいを目指した感じ?問い続けるにも前提条件を整えねばならない。楽しんで考え続けられるならば、揺さぶるのも楽しい。

2021/03/26

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