インターネット的 (PHP新書 161)
インターネット的 (PHP新書 161) / 感想・レビュー
mitei
本書は今から見るととても古い本だけど全く時代を感じさせないことにまず驚く。思わず発刊時期を調べたが2001年ですごいと思った。今でも中々追いつけない発想をしてるなぁ。
2016/06/25
マエダ
ランキングというのはそれを選んで買える「消費する時間をたっぷり持っている」ヒマのある人からの発信に偏ってしまう。というところは共感。
2019/04/13
ホークス
2001年刊。インターネットを活かす鍵はリンク、シェア、フラットだとの指摘は今も説得力がある。著者は、過剰な欲望も優れた叡智も集まるであろうインターネットに期待する。但し「何がしたいか」を思いつく事が全ての出発点。他にも頷ける話が多い。「たくさん出す人、いっぱいサービスする人にいい情報が集まる。未完成でも出し続けよ」とポジティブの価値を説く。「わからない事は言うな」と、もっともらしい事や偉そうな事を言ってしまう愚を戒める。著者の問題発見法は「無意識で感じている不自由を見つける」、名付けて「寝返り理論」。
2016/07/24
tatsuya
一昔前の本であるが、先見性のある本。インターネットの強みを考えさせられる。個人的に糸井さんの文体が苦手で、なんか引っかかって気持ち良く読めなかった。
2018/09/05
くさてる
糸井重里によるインターネット及びネットを介しての活動の意味とはなにか?という解説書。スマホ全盛の現代では「パソコンすらいらない」という前書きの文章もすらっと流し読みしてしまいそうだけど、14年前に書かれた本だと思ったら、確かに予言と卓見の書としか云いようがない。「ほぼ日」そのものに関しては、とても好きな部分と一歩引いて眺めたい部分が混在しているわたしだけど、ここに提示されているインターネットというものの分析に関してはただ納得してしまいました。
2015/07/13
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