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民話の世界

民話の世界

民話の世界

作家
松谷みよ子
出版社
PHP研究所
発売日
2005-12-01
ISBN
9784569638188
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民話の世界 / 感想・レビュー

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そうたそ

★★★☆☆ 小さい頃に読んできた民話、今一度考えてみると民話とはなんだろうと思わされる。そんな大人になってから民話を学ぶに最適な一冊かと思う。

2019/12/24

メイロング

これは素晴らしい。松谷さんという人を通して、日本土着の物語の源泉が湧き上がって来るよう。日本人の根源を求めるという意味での民俗学とはこういうことか。特に印象的なのは、差別の理由付けとしての民話の形を考える箇所。ここだけ民話の闇の部分を鮮烈にえぐりだしている。これは私の中でにずっと考え続けていく問題になっていきそう。

2012/08/22

きゆやすか

1974年刊に加筆修正して2004年刊。巻末に詳しい文献、資料集有り。新聞だか何だったかで、現代の民話が産まれているという紹介から。八本目のタコの話ではショヴォーの[としをとったワニの話]を連想。ちょうど読んだばかりのつつじのむすめについてのはなし。九頭竜の河童の話、とむらいにいった烏の話、八十歳のお婆さんが生涯の支えにしたたった一つの民話の話が印象深い。

2016/10/21

てまり

松谷みよ子さんの経歴と創作の秘密、民話採取の歴史、民話のいくつかの面白さとその成り立ちや展開がとても分かりやすく書かれています。面白かったです。

2014/10/19

ダージリン

淡々と短く語られる中に悲喜交々が含まれている。「雉も鳴かずば」の自ら言葉を封じた少女の物語は胸を打たれた。

2011/02/19

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