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Happy Box (PHP文芸文庫)

Happy Box (PHP文芸文庫)

Happy Box (PHP文芸文庫)

作家
伊坂幸太郎
山本幸久
中山 智幸
真梨幸子
小路幸也
出版社
PHP研究所
発売日
2015-11-09
ISBN
9784569764542
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Happy Box (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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小梅

ペンネームに「幸」の付く作家5人の「幸せ」がテーマのアンソロジー。小路幸也「幸せな死神」が良かったなぁ〜真梨幸子さんは苦手でした。

2019/01/27

りゅう☆

女遊びが絶えない友人が結婚。結婚前に再び女の影が?まさかの企みに感動の伊坂幸太郎さん。ベテラン掏摸師が哀れな姉弟を助ける。でも待ち受けてた結末は…幸せと思えたことがよかった山本幸久さん。「僕ね、君の生まれ変わり」と言って現れた老人。怪しげながらも彼と過ごした日々は有意義だった中山智幸さん。傍から見たら幸せに見えても、当事者はそうでもない場合もある。重苦しい雰囲気漂うのはさすが真梨幸子さん。死神が幸せを感じた時、ちょっぴり切なかった小路幸也さん。イライラしたり凹んだりもするけど、その先に見えるのは「幸せ」→

2020/10/24

のんちゃん

夫の本棚から。名前に“幸”という字が入る5人の作家による“幸”に関する物語のアンソロジー。なかなか粋な企画だ。そして大当たり‼︎中山智幸氏と私がイヤミスが苦手で読まず嫌いだった真梨幸子氏が初読みだったが、どのお話も頁をめくる手が止まらなかった。特に読メ登録以前からのお気に入り作家さんである山本幸久氏と小路幸也氏のお話は優しく楽しくわかり易くあるのに、読後に静謐な余韻を残してくれる作品で、大好きだ!初読みのお二人、それから、伊坂幸太郎氏の作品もこれからつとめて読んでみよう!という気にもさせてもらった。

2017/04/18

papako

バレンタインにしあわせな本が読みたくて。二勝三分かな。伊坂さんにまず泣かされて、久々の山本作品にもグッときました。初めて読んだ中山智幸作品はなんとなく。真梨幸子、ちょっと苦手。小路幸也、なんとなく。でも、あったかい気持ちになれました。

2020/02/15

ゆかーん

タイトル通り『幸せ』が詰まった物語だと思って手に取ったのですが…。そこまで『幸せ』ではなかったです(笑)特に真梨幸子さんの『ハッピーエンドの掟』は、全然ハッピーエンドと思えず…!最後に友達の放った一言で、不幸のどん底に突き落とされる少女が可哀想でした。個人的に良かったのは『幸せの死神』でした。人の死ばかり看取ってきた死神にとって、『幸せ』と感じる瞬間はあるのでしょうか?彼が生涯見ることのできないもの、それは『生命の誕生する瞬間』。死と隣り合わせの『生』を感じる時こそが『幸せ』だとは恐れ入りました!

2016/04/01

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