家族連写 (PHP文芸文庫)
家族連写 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー
ふう
はじめは、少しくすぐったい話で可もなく不可もなくという感じでしたが、読みながら、ほとんどの家族というのはこんなふうに可もなく不可もなくというものかもしれないなと思いました。いろいろな問題を抱えながらも家族でいるためには、くすぐったく思えても相手を思いやる気持ちや言葉が必要だし、自分を育ててくれた親や大人たちに思いをはせることも必要なのでしょう。 失ったものは二度と帰ってこないから、後悔したくないから、と言い聞かせて、わたしも何とか家族と向き合っています。
2017/02/07
おと
借りて読んだ本ですが、まず文字が大きいのにビックリ。家族にまつわるちょっといい話を集めた短編集。読みやすくてどれも心温まるお話ばかりなんだけど、なぜか残らない。合わなかったのかな?
2017/02/01
Ayakankoku
森浩美さんの本は、やはりどれも心が温まる。「妻の逆上がり」「お駄賃の味」が特に良かった。時折読み返したくなる1冊。
2020/03/25
nyanlay
『家族』がテーマの8つの短編集。どれもちょうど良い長さでサクッと読めました。そして押しつけがましいところがなかったのが良かったです。優しい世界観とでも言いますか。他にも『家族』がテーマの作品があるようなので、読んでみたいです。
2017/10/23
クロネコバス
ほっこり系の8つの家族の短編集。道徳の教科書に載っている様なお話ばかりで、登場人物は皆いい人です。ペットの話には弱いですね〜。最後の最後に泣かされてしまいました。 裏切りや騙し合いの多い本の合間にはちょうど良かったです!
2017/04/02
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