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女城主 (PHP文芸文庫)

女城主 (PHP文芸文庫)

女城主 (PHP文芸文庫)

作家
池波正太郎
井上靖
岩井 三四二
出版社
PHP研究所
発売日
2016-09-10
ISBN
9784569766102
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女城主 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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もりのくまお

来年の大河が井伊直虎ということで、読了。彼女も含め、戦国時代に名を遺した女性たちの短編集。今年の大河にも出てきた本多忠勝の娘月姫(小松姫、稲姫)、立花誾千代の話は知っていた一方で、由良家の妙印尼、小幡信定の妻・正子の短編は初めて知ったこともあり新鮮。また、”のぼうの城”の舞台・忍城攻防戦の女性と言えば、甲斐姫ですが、今作ではその母が主人公というのも面白かった。”紅と剣”では直虎と小野道好の関係が主でしたが、本作では直政との関係が描かれて良かった。大河も直虎だけでなく、直政の赤鬼ぶりも描いて欲しいのですが。

2016/11/30

けやき

女城主を題材にしたアンソロジー。女城主ではないけど、池波正太郎の「夫婦の城」がよかった。夫婦とはかくありたい。忍城籠城を描いた、山本周五郎の「笄堀」もよかった。

2016/09/22

future4227

女城主にまつわる6人の戦国女性を描いたアンソロジー。真田信之の妻月姫は強さと優しさを兼ね備えた素晴らしい女性。さすが本多忠勝の娘。由良政繁の妻妙印尼は八十近い年齢にも関わらず、総大将として出陣、一番槍を狙って先陣を切るスーパー婆さん。来年の大河主人公の井伊直虎は結構意地っ張りなわがまま娘。立花宗茂の妻誾千代は超プライド高いお嬢様。忍城の攻防戦は『のぼうの城』とはちょっと違い、成田氏長の妻真名女が活躍する。小幡信定の妻正子は夫への忠義心MAX。まさに戦国女性の鏡。いつの世も女性は強い。

2016/10/25

ぜんこう

■本田忠勝の女(むすめ)/井上靖:真田信之の妻となった月姫(小松姫)■母の覚悟/岩井三四二:上州金山城の由良氏の母親、北条攻めの激震の関東での決断■虎目の女城主/植松三十里:井伊直虎■立花誾千代(ぎんちよ)/滝口康彦:九州の大友氏の三宿老の立花道雪の娘、ツンデレ■笄堀(こうがいぼり)/山本周五郎:「のぼうの城」で有名になった忍城城主の妻の真名女■夫婦の城/池波正太郎:上州国峰城 ■戦国時代、武将や雑兵の男の物語と同じだけ女の物語もあるんですね。女のほうが強いし、人々をまとめる力があるかも。

2017/03/20

デイジー

六編の短編集。植松さんの「虎目の女城主」は高殿円さんの『剣と紅』を読んだからか、大河ドラマ『直虎』も観ているからか、サラッとした印象でした。一番インパクトがあったのは池波さんの「夫婦の城」。上州国峰城主小幡信定の正室、正子が夫と共に乱世を生き抜く物語。政略結婚のうえ、醜女と言われ信定からの愛情も薄かったが、最後には武田信玄までもが正子の度胸と覚悟に感心するほど。正子が隠していた真実に驚きです。これぞ戦国の女。

2017/08/15

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