池上彰の新聞ウラ読み、ナナメ読み (PHP文庫)
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池上彰の新聞ウラ読み、ナナメ読み (PHP文庫) / 感想・レビュー
緋莢
慰安婦報道で過ちを認めるも検証も謝罪も不十分だった朝日新聞、新聞が軽減税率の対象になっても政権批判は出来るのか?巨大スポンサーが何かあった際の報道は?新聞の読み方を少し変えれば、世の中の見方も変わる。「新聞大好き人間」である 著者が新聞の読み方を、様々な事例をあげて紹介。
2017/05/11
赤い熊熊
10年ほど前の記事もあるので、ある程度時系列に並べてくれていれば話がわかりやすかったかな。編集の問題ですね。朝日新聞の連載なので朝日を多少ヨイショしつつも他紙も良いところは褒めておられる。
2017/02/09
もくもく
著者が2007年から朝日新聞に連載している「新聞ななめ読み」を一冊にまとめた文庫版です。マスコミ評論と言うのも一種のナマモノで、さすがに十年近く前の事件の報道についての評論っていうのは、懐かしさの方が先にたってしまったりもいたします。しかし、著者の「報道」についてのスタンスはよく判り、言うなれば「マスコミという権力を監視する」という使命感なんでしょうね。本書では例の「『朝日新聞が慰安婦誤報を認めた記事』について著者が評論をしたら、その文章の掲載を拒否された事件」の記録もあって、最も興味深いところでした。
2017/08/02
jorge70
究極の言論の自由の体現。朝日新聞の紙面上で池上彰が新聞の報道姿勢などを批判するコラムをまとめた本。朝日新聞が取り上げた従軍慰安婦に関する記事を池上さんが批判、一旦ボツになったものの、ボツになったことが社会問題となり、一転掲載されることに。メディアの報道は批判的に受け止めるよう気をつけても、報道内容に流されないのは難しい。池上さんは貴重な存在だ。
2017/07/02
Tomoko
池上さんの「新聞」への愛を感じました。子供の頃から大好きな新聞、だからこそ、辛口でコメントする。テレビやネットとは違う、新聞だからこその裏取りした記事。連載記事。一紙を毎日読むことも出来ない現状、複数紙を比較読みなんて出来ないけれど、考え方としては参考にさせて頂きます。読了直後に読んだ新聞は、楽しく読むことが出来ました。
2017/10/14
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