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沈黙の詩(うた) 京都思い出探偵ファイル (PHP文芸文庫)

沈黙の詩(うた) 京都思い出探偵ファイル (PHP文芸文庫)

沈黙の詩(うた) 京都思い出探偵ファイル (PHP文芸文庫)

作家
鏑木蓮
出版社
PHP研究所
発売日
2018-01-09
ISBN
9784569767543
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沈黙の詩(うた) 京都思い出探偵ファイル (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

大宰府ではこれまでの悪いことを嘘にして今年の吉に取り換えると言う木うそ・・真実にたどり着いた時、何とも言えない涙が頬を伝っていた。85才の無戸籍女性の生きてきた証しは時代背景を共にして重かった。懸命に『生きる』事に必死だったのだ。それでも自分の罪は自分自身が知っているのだ。一つ一つの思い出ピースが嵌る時、蓋をしてしまいたい過去がそこにはあったのだ。幸せになることに罪悪感を持たないで、どうぞ穏やかに。と願って一気の読了だった。鏑木蓮、堪能しました。

2018/01/21

ダイ@2019.11.2~一時休止

思い出探偵その3。本作での過去は重い内容ですねぇ。今回は長編でしたが個人的にはこのシリーズは短編集の方が好み。

2018/01/27

はつばあば

読後感優!。レビューを書いた途端バカして消えた(~_~メ)。人生色々、歌にもあるが戦前・戦中・戦後、そして昭和から平成に至るまでに何の傷も無く生きてきた人はそういないだろう。今回の女性も現在はとても幸せなのだが、過去の過ちが心を責める。認知症(そろそろ私も・・)に無国籍と現実的な内容に今回の鏑木さんを褒め称えたレビューが消え・・駄文になった(^^;

2018/01/16

タイ子

思い出探偵シリーズ第3弾。探偵社の代表は元刑事、調査員は元看護師、医者、昔両親が惨殺された過去を持つ女性。 依頼されるのは思い出を探すという風変わりな仕事内容。 本作は父親と長年連れ添った内縁の妻が認知症を発症、彼女の過去を誰も知らないので探して欲しいとの依頼が娘からある。調査員は西日本、九州へと奔走。だんだん見えてくる彼女の過去は切なくも悲しい過去だった。 人は過去と向き合いながら、過去の失敗や成功を糧に生きてるから今があると思う。忘れたい過去でも一緒に乗り越えてくれる人たちがいればこれからは未来です。

2018/03/08

達ちゃん

大好きな思い出探偵シリーズ待望の3作目。今回は1人の女性の切なくもはかない人生の足跡を追い求めるストーリー。お馴染みのメンバーも健在で、鏑木節堪能しました。

2018/04/08

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