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なぞとき <捕物>時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)

なぞとき <捕物>時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)

なぞとき <捕物>時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)

作家
和田はつ子
梶よう子
浮穴みみ
澤田瞳子
中島要
宮部みゆき
細谷正充
出版社
PHP研究所
発売日
2018-01-09
ISBN
9784569767963
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なぞとき <捕物>時代小説傑作選 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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ぶち

人気女流作家の時代小説を集めたアンソロジー。『ねこだまり』『あやかし』に続いて3冊目です。 "捕り物"を題材にしていても、作家さんによってその切り口も雰囲気も異なっていて、いろんな楽しみが詰まっています。 今まで読んだことのない作家さんやシリーズもののつまみ食いもできちゃうのがこのシリーズの良いところですね。 新たに読みたいと思った作品は、コメント欄に記します。

2021/10/03

aquamarine

話題の女性作家6人の捕物に特化したアンソロジーです。捕物帖というのはシリーズになっているものが多く、好きなのですがなかなか手に取れないものの一つです。こちらもシリーズの中から一編を選んでいますが、それだけを読んでも問題はありませんでした。話題作家さんだけありどれも良かったです。私は宮部みゆきさんの「鯖千両」が読みやすくて一番好きでした。収録元の「はつものがたり」を読んでみようと思います。再録ばかりなので女性の描く捕物帖を普段から読んでいる人よりも、これから発掘したい人向けなのかもしれません。

2018/04/18

kyokyokyo3201

友人より借用。「捕物」を題材にした短編集。宮部作品は既読。同じ題材でも、作者によって違う切り口が楽しめた。宮部作品が秀逸であったが、澤田瞳子作品(ふたり女房)も印象に残った。

2018/03/22

のんちゃん

夫の本棚から。平成の女流時代作家さん達の捕物短編集。編者は時代小説、ミステリーに造詣の深い文芸評論家細谷正充氏。私は女流作家さんが好きだ。多くの好みの作家さんもほとんど女性である。特に本作の様に時代市井小説だと、親子の情等、女性の観点からの物語の紡ぎ方が、よりキラッと光る気がする。また、本作はアンソロジーだが、アンソロジーは所収本で詳しく語られている人間関係が判りづらいのが難点だが、一冊で所収本の魅力を知れ、次の読書に繋がる楽しみもあるので、私は結構好みだ。楽しい休日読書だった。

2020/04/26

tomoko

もらった本。時代小説[捕物]6話。五月菓子/和田はつ子・煙に巻く/梶よう子・六花の涼/浮穴みみ・人待ちの冬/澤田瞳子・うき世小町/中島要・鰹千両/宮部みゆき。宮部さん以外は初読みの作家さんだった。どの話も事件を解決する主人公が魅力的‥と思ったらシリーズ化されているものばかり。宮部さんのは既読だけど、回向院の茂七親分の話。やっぱり上手いし、カッコいい!あとは、六花の涼、人待ちの冬が良かったかな。

2020/02/01

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