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書店ガール 7 旅立ち (PHP文芸文庫)

書店ガール 7 旅立ち (PHP文芸文庫)

書店ガール 7 旅立ち (PHP文芸文庫)

作家
碧野圭
出版社
PHP研究所
発売日
2018-09-07
ISBN
9784569768540
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書店ガール 7 旅立ち (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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W-G

完結作。連作風なのが何か物足りない。ボリューム的には理子の章が圧倒的で、この章のテイストが全ての流れを決定させている。一作目から通して振り返ると、最初は勢い良く時代の流れに抵抗していたのが、徐々に気力体力ともに衰え、呑まれていったようにも見える。本当にこれが著者の思い描いた通りの着地点なのか、私としては疑問。作家の疲弊や、心の移ろいがそのまま反映してしまったよう。愛奈の章のビブリオバトルなんかは面白いところにスポットを当てたなと思ったが、ラストを亜紀でああいう形にするのは、果たして成功だったのか疑問。

2020/03/10

Yunemo

書店ガール、この名に馴染めぬまま。ガールという範疇は超えていたはずのシリーズだったかと。でも本作品はほんとに書店ガールという枠を超えましたよね。単なるお仕事小説という見方ではなく、本屋の在り方、本という今後の衰退分野、そして今現在進行中の本屋経営、そこで働く人達の想い、伝わってきます。本作の4人の想いって本屋と本の価値観をどう見出すか、という観点で述べられています。1が発売されてから7年、自身も電子書籍での読書率が間違いなく増加してます。それでも本屋に行って手に取ってその重さを感じることが何時迄も醍醐味。

2018/09/24

ponpon

とうとう最終巻。理子ほか3人のその後が描かれるが、理子のパートが半分。取次に買収されたことで経営方針転換を余儀なくされ、現場との板挟みになり苦しむことに。「伝統」は移転・屋号変更程度で失われるものでしょうか?公私ともに踏ん切りをつけて新しい地で、どのような活躍をしてくれるのだろう。一方で後任の店長になった亜紀は、ひたすらに前向きで対照的。司書教諭となった愛菜の章は中学校が舞台で異質ながら、一冊の書籍との出会いが人生に影響を与えてくれる素敵な話です。各々の道を歩み始めた彼女らの活躍を願いつつ本を閉じました。

2018/09/26

とし

書店ガール「 旅立ち」最終巻。 愛奈、彩加、理子、亜紀4人のそれぞれの成長とそれぞれの旅たち良かったですね、上からの絶対命令指示と下からの突き上げ、中間管理職の立場辛いですよね、最後は現場復帰になって良い結末でした。

2018/12/24

hiro

このシリーズには六年間も楽しませてもらったが、この第七弾で残念ながら完結となってしまった。最強のふたり理子・亜紀から、途中で愛奈、彩加へと主人公は変わっていったが、最後はその四人が主人公の短編四編でそろい踏みしてくれた。しかし、やはり理子店長は最強の書店ガールだったと改めて感じた。最後まで理子はエリア・マネージャーとして老舗書店を閉店させる苦しい立場にいたが、このシリーズは書店経営の難しさだけでなく、書店には本と読者をつないでくれる書店員がいることを教えてくれた。ビブリオバトルでは『ネバーランド』に一票。

2018/10/18

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