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ぼくたちは神様の名前を知らない (PHP文芸文庫)

ぼくたちは神様の名前を知らない (PHP文芸文庫)

ぼくたちは神様の名前を知らない (PHP文芸文庫)

作家
五十嵐貴久
出版社
PHP研究所
発売日
2018-11-08
ISBN
9784569768649
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ぼくたちは神様の名前を知らない (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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くろにゃんこ

東日本大震災に遭った小学生達のその後…あまりに過酷で吐露する現実の苦しさ。抱えてしまった闇や後悔が重すぎる。…と、裏に《「蘇生」を改題》とあってまさか~と思ったら既読の小説でした。普通に読み終えた自分が怖い(-_-;)

2019/01/23

福猫

一言で未曽有の災害と片付けてしまうにはあまりにも甚大な被害を出した東日本大震災。震災を生き延びた人々の中には、未だに生き延びたことに罪悪感を抱えて生活している人が多くいると聞くと、心が痛む。彼らの気持ちや感情は体験していない私達には想像することしかできず、共感できることはないのかもしれない。それでも、生き延びた方々に心の平和が訪れるのを祈らずにいられない。良い作品でした。

2019/01/08

IRIE

東日本大震災でそれぞれ別の土地へ移り住んだ6人組。 その1人が自殺してしまった事から話が始まる。 読み進めるのが辛くなる所もありました。 大人は自分で選べたけど子供は従うしかなかったってのが切なくなりました。 読みやすいものの、物足りない感と、そんな場面いる?感が所々でした。

2018/11/17

Jun Sasaki

震災で家族を失った福島の小学生たち。仲間の女子が自殺したという知らせを聞き、三年ぶりに北海道に集まった彼らを襲った悲劇と生還の物語。・・・なんですが、変わらない場面展開、救いのない出来事、退廃的な言動。読むのをやめようと思うほど、文字通りに光の見えない時間が続きます。原発に隠れて目立たなかった福島の津波、それも生々しい別れの瞬間を描いているのは発見だけど、地名を架空にする必要があったのか、ほかの場面や登場人物があっても良かったのでは?が気になりました。

2019/10/29

Mayrin

辛い話です。心が辛いときには読めないかもしれません。でも、改めて東日本大震災を思い出すことができて、読んで良かったと思いました。

2024/03/10

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