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鯖猫長屋ふしぎ草紙(六) (PHP文芸文庫)

鯖猫長屋ふしぎ草紙(六) (PHP文芸文庫)

鯖猫長屋ふしぎ草紙(六) (PHP文芸文庫)

作家
田牧大和
出版社
PHP研究所
発売日
2019-03-10
ISBN
9784569768823
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鯖猫長屋ふしぎ草紙(六) (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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SJW

巻頭の根津、上野、湯島、下谷の地図を見ていると現在の建物や駅などが重なり、サバや拾楽の登場人物が現代に現れてくるようで不思議な感覚。今回は長屋に何かが取りつき、軋みや異音が店子を怯えさせ、拾楽に後悔の念を感じさせてしまう。拾楽と成田屋の掛け合いに笑ってしまい、サバの気持ちを伝える拾楽の言葉にも笑えるのが大きな魅力。

2020/01/11

初美マリン

さば並みの犬離れした犬がでてきて、動物は健気で賢い!と。さばの不思議さはパワーアップ。

2019/04/02

はる

面白かったです。何よりおはまちゃんの成長が嬉しい。ラストの啖呵に胸がすく思い。孤児の少女と犬の「おっかあ」のエピソードが哀しかったです。この子のこれからが気になるけれど、これっきり?天空坊もちょっと楽しいキャラクターなので、今後も登場してほしいかな。師匠が誰かも気になるし。ところで、あとがきのサバの語り口はちょっと違和感が…。

2019/09/28

ぶち

このシリーズ、毎回のように犬が登場してくるのも嬉しいところです。今回は、幼い女の子と白い犬。女の子は犬のことを"おっかあ"と呼んでいます。まるで白い犬に育てれらているかのようです。その経緯も、別れも、涙を誘います。サバも相変わらずの妖の力を発揮して、この犬と会話し、説得までしちゃいます。妹分のさくらも少し妖の力があるようで、サバの手助けをするようになってきました。こんごどのように育っていくのでしょう。捨楽とおはまの関係もほんの少し進展したようで、今後が楽しみです。

2020/04/04

タイ子

シリーズ第6弾。前作の終わりであざみが捕縛される時、おはまに囁いた言葉が気になっていたのが判明。それ聞いたらやっぱ驚くよね。それ故におはまちゃんの今回の成長が良かった。鯖猫長屋がポルターガイスト現象に!?サバは家出するわ長屋の連中は落ち着かないわ、そこにもってきて怪しい坊主が厄除けにとやってくるわ、読ませますね~。中でも犬と女の子の親子みたいな関係が切なくてウルっと。サバの子分の掛井の旦那の男気はやっぱいい!捨楽とおはまの仲が一歩進んで二歩下がるで、サバ曰く「勝手にやってろ」なので見守ることにします。

2019/03/30

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