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鳥肌が (PHP文芸文庫)

鳥肌が (PHP文芸文庫)

鳥肌が (PHP文芸文庫)

作家
穂村弘
出版社
PHP研究所
発売日
2019-07-10
ISBN
9784569769431
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あらすじ

日常のなかでふと覚える違和感。恐怖と笑いが紙一重で同居するエッセイ集。小さな子供と大きな犬が遊んでいるのを見るのがこわい。自分以外の全員は実は……という状況がこわい。「よそんち」の不思議なルールがこわい。赤ちゃんを手渡されると、何をするかわからない自分がこわい……。ユーモア満載で可笑しいのに、笑った後でその可笑しさの意味に気がついたとき、ふと背筋が寒くなる。そんな42の瞬間を集めた、エッセイ集。第33回講談社エッセイ賞受賞作。解説:福澤徹三

鳥肌が (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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佐島楓@勉強中

文庫版で再読。他者と関わる怖さという点に集約される恐怖。自分でさえも制御できない何かを抱えているのではないかという恐怖。私はここまで怖がりではないのだけど、いやだなあ、と忌避するポイントはいくつか似通ったものがあって、人間だものと思わされる。初読のときよりいくらか分析的に読めたような気がした。

2019/08/19

Akira

初穂村さん。読み友さんが読んでいて気になって購入。ぞわぞわってのもあったけどそうでもないのも結構あった。誰もが日頃遭遇しそうな場面で「こわさ」を感じる感性よりも、それを文章にまとめる凄さに感心した。もの書きさんは凄い。表紙のブツブツが一番これ持ち悪かったけど、カバーしたからそれも忘れちゃってた。

2019/09/26

ちゅんさん

穂村さんが恐さを感じることをまとめたエッセイ。私は穂村さんと似てるのか“わかるわかる”のオンパレード。日頃感じた“ちょっと恐い”や“小さな違和感”なんて私は次の日になれば忘れるのにこの人はずっと覚えてて文章にしてしまう、それも抜群に面白く。そこに“同じこと感じてるのに…”と若干の妬みや劣等感を感じてしまうけど、結局は楽しく満足して読み終えている。

2019/08/28

るぴん

単行本既読。単行本と同様の表紙のぶつぶつ、マットな手触り、文庫っぽくない背表紙と、こだわりを感じさせる装丁が素晴らしい。穂村さんが「こわい」と感じるものを集めたエッセイ。50代の娘が死ぬのを見届けてからじゃないと死ねないと言う80代の母。究極の母性愛というより、狂気を感じる。隣人による謎の行動はリアルに怖いし、電卓の女性にもぞわっとした。家族や友人の秘密の一面を知ってしまうのも嫌だ。自分には決して理解できない他人の心が最も恐ろしい、としみじみ。「自分フラグ」で気付く自分の知らない一面も怖いけれど(-。-;

2019/08/23

なっち

穂村さんのことは歌人であるということくらいしか知らなくて、この度初めて著書を手にとったのですが…一言で言えば最高!表紙のツブツブも絵もすごく気になるし、内容も共感しまくり。目次が最後に書いてあったり解説が福澤さんだったり注目すべき点がありすぎて忙しい。どんな人だろ~と画像をググってみたらステキな人でした。他の本もチェックしなきゃ!『にょっき』が読みたいな。

2019/08/04

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