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日曜日の王国 (わたしたちの本棚)

日曜日の王国 (わたしたちの本棚)

日曜日の王国 (わたしたちの本棚)

作家
日向理恵子
出版社
PHP研究所
発売日
2018-03-13
ISBN
9784569787527
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日曜日の王国 (わたしたちの本棚) / 感想・レビュー

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はる

思ったよりずっと繊細な世界。登場人物の悩みや葛藤、揺れる心情が細やかに描かれた素敵な物語だった。学校に行けなくなった少女が出逢った不思議な画材店。そこで起こる優しい奇跡とは……。ファンタジックでありながら現代的な問題も織り交ぜたストーリー。クライマックスの幻想的な雰囲気が切なくも美しい。挿絵は可愛らしいけれど、個人的にはもう少し大人っぽくても良かったかな。

2019/11/23

ぶんこ

絵が大好きで、お母さんと一緒に美術館巡りをしていた繭ちゃんが、小学4年生から不登校となります。自分でも理由がわからず、母を悲しませていることに罪悪感を持っていました。あまりに繊細で、切なさを通り越して苦しくなる。ある日曜日、矢印に導かれて訪れた画材店は、瀬戸物のお人形や狐の剥製、心を読めてしまうマグパイなどが絵を描く「日曜日舎」というサークルのような場でした。絵に夢中になる繭と、母の若い頃が交差して、夢を諦める辛さを、大人になっている私に訴えかけてきます。繭ちゃんもですが、お母さんの幸せを願っています。

2019/12/20

れな@がんばれレバンガ

不登校の小学五年生。理由は自分でもわからない。日曜日にしか生きられないものたちが集う画材店「日曜日舎」に招かれる。親子は似るものだなぁ。

2020/04/19

紅(mokomoon)

購入~繭ちゃんが見つけた答え見守る家族ふわりと優しい読了感。奇跡っていっていいのかな?ラストがとっても嬉しかった(*^▽^*)

2018/09/10

HNYYS

図書館本。原因不明の現代不登校の女の子とその家族の心の葛藤がとても切なかった。でも、大好きな絵を描くことで、少しずつ気持ちも整理されていく。ちょっとしたカウンセラー的なエッセンスもあって勉強にもなりました。

2019/02/12

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