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世界に嗤われる日本の原発戦略 (PHP新書)

世界に嗤われる日本の原発戦略 (PHP新書)

世界に嗤われる日本の原発戦略 (PHP新書)

作家
高嶋哲夫
出版社
PHP研究所
発売日
2015-04-16
ISBN
9784569824369
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世界に嗤われる日本の原発戦略 (PHP新書) / 感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

よく分からないが、あの人が言うのだから信用しましょうというレベルのものになる。安心とは人と人との信頼関係から生まれるもの(39頁)。世界中の人がカナダ人並に電力を使えば、今の5・6倍の電力が必要(89頁)。2030年までに現在の430基⇒800基まで原発は増えるという(93頁)。幌延と瑞浪では日本原子力研究開発機構が深地層研究をしている(117頁)。瑞浪とは驚いた。他人事ではない。トリチウムは海に流すべき(151頁)というが、そんな楽観的でいいのか? 

2016/06/18

ヤギ郎

総合的に「原発」を分析した本。著者は原発推進派であっても、すごく慎重な意見の持ち主のように感じる。現実主義といってもいい。悲観はしていない。 日本は世界トップレベルの技術力を持っているので、英知を結集して原発事故を解決して欲しい

2015/06/03

プレイン

マスコミ等で感情的に議論される原発問題。著者の主張は極論もあるけれど、エンジニアからするとまともな事を言っているためうなづける。1万年後の安全をいま議論するのはナンセンスとの見解はなかなか言えない。

2015/04/26

Takeshi Kubo

本書で指摘されているように、今後、日本における原発の廃炉あるいは、世界的な原発増設の潮流に対応するためには、やはり国内では原子力技術の開発・推進を推し進めるべきだとは思います。ただ、本書中の指摘の中で一つ腑に落ちないのは、放射性廃棄物の最終処分についての話で、将来の技術発展に望みを託し、現在の地層処分という方針は当面凍結すべきとしております。しかし、今後国内で原発を推進するか否かに関わらず、この問題は早急に解決すべきだと思うのですが…

2016/05/02

くらーく

全面同意。たかが、100年の歴史しかない技術で、10万年後を考えてなんて無理。特に近視眼的な日本人にはぜったり無理と言いたい。 東芝、日立、三菱重工は、国を挙げて原発の売り込みと原子力の開発をして欲しかった(過去形はおかしいか。ぜひ、国と国民は応援して欲しい)。 使用済み燃料の処理方法が、最も重要な技術だし、これが解決すれば、核融合まで安心して繋げる。 著者に感謝して。

2015/08/01

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