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アメリカの戦争責任 戦後最大のタブーに挑む (PHP新書)

アメリカの戦争責任 戦後最大のタブーに挑む (PHP新書)

アメリカの戦争責任 戦後最大のタブーに挑む (PHP新書)

作家
竹田恒泰
出版社
PHP研究所
発売日
2015-08-18
ISBN
9784569826646
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アメリカの戦争責任 戦後最大のタブーに挑む (PHP新書) / 感想・レビュー

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そうたそ

★★★★☆ 第二次世界大戦について何かと語られることの多い日本の戦争責任。しかし終戦の契機となった原爆投下を実行し、多数の死者を出したアメリカの戦争責任については言及されることがない。戦後70年を迎えた今、今一度アメリカの戦争責任について考え直す一冊。とにかく情報量がぎっしりで、おいていかれないようじっくりと読んだ。日本人自身が原爆投下を降伏を決定づけたものと思ってしまっているのが現状であるが、本書においてその原爆投下に至るまでの経緯を目にする限り、極めて強かなアメリカの姿が浮かび上がってきた。

2015/12/27

ロア

時に息を飲み、時に涙が止まらず、こんなにも感情を揺さぶられるとは‼きっとみんな薄々気付いてるけど、見ないふりして蓋をしていたアノコトについて、明確に理路整然と冷静に書かれています。一人でも多くの人に読んでもらいたい‼

2015/10/25

り こ む ん

特に新たな事は知り得なかったのだけど…強く言い出せない敗戦国の弱味…なんと言うか…まざまざと感じる。負けた国は発言力がなく…いくら訴えても…敗戦=悪であり、訴える前に、諸君のヤったことは○○だ!と被せるように罪を連なれカキ消されてゆく…日本がヤったことは正当化しようとも思わない…それなりに、突き進んでしまう理由があったにせよ…どこかで立ち止まり、どこかで見定める機会は何度も何度もあった。それでもやめなかった責任は重い。日本はそれを認めながら、世界に原爆の恐ろしさと被害の甚大さを訴え続けなければならない。

2016/08/26

茉莉花

原爆が投下された後の惨劇。壊滅的被害。広島・長崎で起きた惨憺たる出来事は知ってはいるが原爆が投下されるまでに至った経緯を殆ど知らなかったこと、日本が無条件降伏に即決しなかったことで原爆を防げなかったのだと聞いていたこと、またタイトルの「アメリカの戦争責任」という言葉が気になったので本書を手に取りました。この本を読んで原爆正当説はかなり無理がある話だと思いました。日本が和平を望んでいたことを知っていたにも関わらず、絶対降伏出来ないような条件で、しかもその事を承知の上でのポツダム宣言が早期終戦になるかいな。

2015/10/18

とくけんちょ

アメリカの原爆投下は許されるべきなのか。敗戦国は、すべてを受け入れることを求められるのだろうか。難しい。市民の虐殺は許されるべきではない。しかし、あれだけの敗戦の後に、今の国体を維持できていることが奇跡のような気もする。アメリカべったり、それも敗戦国であるがゆえ。もうすぐ戦後、80年を迎える。もう独り立ち、リスクは伴うが当たり前の独り立ちをすべきではなかろうか。

2023/11/26

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