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教養としての「世界史」の読み方

教養としての「世界史」の読み方

教養としての「世界史」の読み方

作家
本村凌二
出版社
PHP研究所
発売日
2016-12-17
ISBN
9784569831947
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教養としての「世界史」の読み方 / 感想・レビュー

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まさにい

教養本としての世界史を学者が書いているので読んでみようと思った。学者がこの手の本を書くのはあまりなく、この手の本は、予備校教師や有名なジャーナリストなどの本が多かった。彼らの本は分かりやすいので、読みやすいのだが、どこまで信じていいのかが不明であった。そこで、この本のように学者が書いた本はありがたい。しかもこの本、すごく文章が読みやすい。しかも、推定の部分はしっかり推定と言っているので、予備校教師本のように断定していないところが、知識の深さをうかがわせる。内容を信じる事ができる本である。

2017/08/22

さきん

ローマ帝国は現在の諸問題を考える意味で大変重要な意味を持っているのはかの塩野七生氏も言っていること。勃興期も一昔前の中国、ドイツ、日本、アメリカと重なったかもしれないし、米ソ、米中対立はパクスロマーナと漢帝国の並立と重なるところがあるかもしれない。衰退期も領域拡大できず、奴隷の社会的地位の上昇や経済政策の失態でインフラ更新もままならなくなったローマ帝国分裂期は、オバマ以降のアメリカや中曽根以降の日本と重なるところがある。前から感じることではあるから新鮮な感じはしないが、入門で読むならすっきりしていてよい。

2020/02/29

昭和っ子

震災後に意識された問題や、不安定感に満ちた世界情勢から、これまでとは別の視点で歴史を振り返ろうとする人が増えている。だが、歴史から現実に則した「意味」を汲み出す事は難しい。「歴史に潜む隠れた意味や教訓は、事実そのものを直視して真摯に歴史と向き合わないと見えてこないものなのです(p.18)」歴史を描くフィクションの面白さの意義も認めながら「歴史家が書いたものには、彼らが真摯に向き合った人類の経験が、最も史実に近い形で詰まっているのです(p.21)」として、歴史書に果敢に挑む事を様々な事例を挙げて促している。

2017/03/19

シン

禺者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ(オットー・フォン・ビスマルク) 経験と歴史が教えてくれるのは、民衆や政府が歴史からなにかを学ぶといったことは一度たりともなく、また歴史からひきだされた教訓にしたがって行動したことなどまったくない、ということです。(ヘーゲル)

2018/06/27

Tenouji

「なぜ」から理論的に考える世界史は、面白い!ローマ史との比較を中心に、現代の問題にも通じる7つの視点で世界史を俯瞰する、入門的な内容。個人的には、一神教が生まれたなぞ、共和政がなぜ日本に根づきにくいのか、そして、民族統一というある種の理想が一神教と結びつくことの悲劇について、もっと知りたくなった。

2018/01/06

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