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星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

作家
村山早紀
出版社
PHP研究所
発売日
2018-07-31
ISBN
9784569840741
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星をつなぐ手 桜風堂ものがたり / 感想・レビュー

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starbro

村山 早紀は、新作中心に読んでいる作家です。既読の『桜風堂ものがたり』の続編、変わらず優しい物語でした。『百貨の魔法』の内容も絡んで来て、実は3部作なのかも知れません。斜陽産業である書店は、何時まで生き長らえるのでしょうか?作中作『紺碧の疾風』を読んでみたいなあ。

2018/09/13

ウッディ

桜風堂ものがたりの続編で、本を愛する人たちのおとぎ話のような物語でした。とある事件で銀河堂書店を去ることになった月原一整は、田舎の本屋さん桜風堂を任されるようになる。人気の新刊が割り当てられないなど、小さな書店の辛さを味わうが、彼の人柄や仕事ぶりに手を差し延べる人がいる。優しい人たちに溢れ、悪意がない世界は、ほっこりとする反面、少し物足りなさも覚える。けれど、本好きの自分には、読者のことを誠実に考え、良い本を届けようとする書店員がいることに、胸が温かくなりました。「星のカケス」のエピソードも素敵でした。

2018/11/20

うっちー

こんなきれいすぎる話があっても良いと思います

2018/08/26

Makoto Yamamoto

『桜風堂ものがたり』の続編ということではあるが、個人的には『魔法の百貨』との三部作みたいに受け取っている。 今回も悪人がないストリーで本、人、リアル書店への愛がいっぱいだった。 今回が完結編とか、かなり残念。自分の思いをうまく言葉にできない絵と漫画のうまい女性たちの視点での物語を読んでみたいと思う。

2019/07/04

しんたろー

年明け一冊目はホッコリしたくて、楽しみに積んでいた本作でスタート!続編なので思い出しながら読んだが、主だった登場人物は素敵な人たちなので、鮮やかに蘇ってきて物語に入り込めた。前作同様、書店&本への愛が溢れ、善意のリレーが繋がってゆく様は童話のよう…厳しい現実に生きる身にとって、ひと時の癒しを与えてくれて嬉しい。リアルな物語を求める人には向かないだろうが、優しい気持ちになって前向きになりたい人にはお勧めしたい良作。あとがきで完結と語っていたが、まだまだ描いて下さい、村山さん!(特に、切ない渚砂が気になる)

2019/01/03

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