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瞬間を生きる

瞬間を生きる

瞬間を生きる

作家
羽生善治
岡村 啓嗣
出版社
PHP研究所
発売日
2018-06-21
ISBN
9784569840758
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「瞬間を生きる」のおすすめレビュー

“直感の人”羽生善治が考える「直感」の定義とその磨き方

『瞬間を生きる』(羽生善治:著、岡村啓嗣:写真/PHP研究所)

 仕事における「ベテラン」とは、歴何年目からを指すのだろうか。切りのよい10年以上と答える人もいれば、職種や本人の資質によると答える人もいるだろう。いずれにしても、ベテランの域に達した人たちは、知識や技術以外に“もっている”ものがあるように感じられる。例えば、それは「直感」といわれるもの。恐らく経験が深く関わっていると思われる「直感」は、一朝一夕では身につけられないものなのだろう。

 将棋の羽生善治氏は「直感の人」といわれる。その優れた直感力で白星を積み重ね、2017年には史上初となる永世七冠を達成するとともに、国民栄誉賞を授与された。2018年12月で棋士として丸33年を迎える氏の軌跡を、発言ならびに写真とともに振り返る『瞬間を生きる』(羽生善治:著、岡村啓嗣:写真/PHP研究所)にも、「直感」の文字が随所に見られる。私たちは「直感」を「言葉にならない何か」と捉えがちだが、論理的思考に長ける羽生氏は折に触れて「直感」を論理的に考え、言語化しようとしているのが興味深い。

自然と湧き上が…

2018/7/25

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瞬間を生きる / 感想・レビュー

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momo

"瞬間を生きる"という題名に惹かれた。過去、現在、未来ではなく今この"瞬間"なのだ。「複雑な場面では、簡単に単純に考える」「楽観はしない。ましてや悲観もしない。ひたすら平常心で」「不安定な時間に対して耐性を持つこと」孤独な将棋の世界に生きる人の言葉は、そのまま我々が生きていく上での指針になりそうだ。

2021/02/10

reading

藤井聡太氏が世間を騒がせているが、この本を読むと羽生氏の天才ぶりを改めて実感する。国民栄誉賞を受賞したこともなるほどうなずける内容だと思う。長年にわたりトップを走り続けることはどんなに困難なことだろうと想像する。多忙の身であるが、海外に良く渡航している印象を持った。まじめで、人間的にも優れており、各界の第一人者とも交友が深い。 文章は格調が高く、理論的で非常に読みやすい。

2021/01/08

緋莢

図書館本。写真家の岡村啓嗣が、プロ棋士・羽生善治がデビューしてから撮影してきた写真に、羽生善治がその写真を見て、浮かんだ言葉を重ねたという本。まとまった文章になっているのはまえがきと終章ぐらい(それでも合わせて、20ページほど)なので、あっという間に読めます。しかし、写真と、そこに書かれている文章は読み応えがあるので、あっさりとした印象は無かったです。写真では2013年4月8日、名人戦前夜祭のゲストのスピーチ(誰だったんだろう?)で共に2人で大笑いする羽生善治と森内俊之(続く

2019/01/08

ライアン

羽生さんの言葉は過去の著作からのものばかりだが、様々な写真がいいね。時間が空いた時にパラパラとめくりたい本。そしてその時に何かしらのヒントをつかめそうな気がする。

2019/03/26

眼鏡と髪の寝癖がお好きな方にはたまらない一冊。十代の頃からの羽生さんの折々の写真とそれぞれの時のインタビューの抜粋。年を経られてからのがやっぱり味のあるお顔になってらっさるなあとしみじみ。「ツイてる、ツイてないには拘るより自分の実力を上げること。地道に何かをやろうとすることをツキを気にしすぎると忘れてしまうから。逃げ道にしてはならない」という言葉がさすがだなあと思った。

2018/08/19

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