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いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識 (PHP新書)

いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識 (PHP新書)

いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識 (PHP新書)

作家
荻上チキ
出版社
PHP研究所
発売日
2018-07-13
ISBN
9784569840772
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あらすじ

「いじめ問題」を解決するために必要な知識とは何か。連日のように悲惨なニュースが報じられ、そのたびに多くの議論が交わされるが、その中には具体的な根拠に欠ける当てずっぽうな「俗流いじめ論」も少なくないと著者はいう。一方で、メディアには取り上げられずとも、いじめが社会問題化して以来30年以上にわたり、日本でも世界でも数々の研究が行なわれ、多くの社会理論が磨かれてきた。本書では、そうした数多くの研究データを一挙に紹介しつつ、本当に有効ないじめ対策とは何かを議論する。いじめ議論を一歩先に進めるために、必読の一冊。 〈目次〉●はじめに ●第1章 これでいいのか、日本のいじめ議論 ●第2章 データで読み解くいじめの傾向 ●第3章 大津市の大規模調査からわかったこと ●第4章 「不機嫌な教室」と「ご機嫌な教室」 ●第5章 理論で読み解くいじめの構造 ●第6章 「ブラック校則」調査から見えたこと ●第7章 ハイリスク層へのサポート ●第8章 メディアが飛びつくネットいじめ ●第9章 教員の課題と「いじめ防止法」 ●第10章 大人に求められること ●おわりに

「いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識 (PHP新書)」のおすすめレビュー

「自殺するくらいなら学校から逃げろ」の副作用とは? 客観的データにもとづいた「いじめ対策」

『いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識』(荻上チキ/PHP研究所)

「わが子がもし、いじめをうけたら…」と親なら一度は心配になる。いじめについての議論は収まらず、対策案はいくつも出されている。しかし、いじめがなくなる気配はない。なぜなのか。

 データをもとにいじめ対策を語っている本はとても少数だと嘆くのは、『いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識』(荻上チキ/PHP研究所)。本書は満を持して登場した、データをもとにした客観的いじめ対策本だ。

 どのようないじめ対策を講じるべきか。「いじめっ子を厳罰化する」「道徳教育でいじめを抑制する」というのはよく聞く対策だが、本書は、これら子どもの内面ばかりに着目した対策は「部分的かつ感情先行型」であり、効果は薄いと切り捨てる。

「自殺するくらいなら学校から逃げろ」という意見にも、半分賛成、半分批判のスタンスだ。この意見には副作用がある。

 つまり、学校から逃げた児童・生徒にはどういう手段で教育の機会が確保されるのか、という視点が抜けており、大人が「学校以外の教育オプシ…

2018/8/8

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いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識 (PHP新書) / 感想・レビュー

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sleep

 いじめは『不機嫌な教室』で行われる。・・・まぁ、一概にそうとは言えないけど、これはまぁうなずける。『いじめとは、ストレスの自己処理を上手く行えない者が他者を標的とするものである』って言うのは、私も以前にレポートで書いたから。ちょいちょい挟んであるデータも信憑性があるんだけど、家庭での対処法とかはないのかなぁ。問題の種が家庭に埋まっていることも結構あるよ、著者さん。(^◇^;)

2018/10/17

スリーピージーン

本当に今の教員はたいへんだなぁと感嘆です。最近はいじめが増えているとか陰湿化しているとか、漠然としたイメージに頼るのではなく、しっかりとしたデータ分析をしているところが本書の特徴でしょう。マスコミの取り上げ方でいかようにも印象は操作されます。冷静にデータを見つめ、精神論ではなく、具体的ですぐに実行可能な対策を、と著者は主張しています。考えなしの教師のいじりやクラスメイトが笑いをとるためのギャグなどがいかに深い傷を作るか、学ばなくてはいけない。明るく開放的で威圧感がなく自由度の高い教室作りが理想です。

2018/09/30

まゆまゆ

精神論や抽象論で語られることの多い子どものいじめに関して、これまで研究されてきた論文等に基づくデータを紹介していく内容。いじめの被害場所として最も多いのは教室である。いじめ対策として教育などの心理アプローチが当然必要だが、科学的根拠に基づく環境面からのアプローチも必要と説く。休み時間にストレス解消できないことが教室内のいじめを助長している可能性があるというのは分かる気がする。

2018/10/31

angel

やっぱり学校の基本は「安全、安心」です。それなくして、本当の楽しさなんてないし、深い学びなんてない。この本にはいじめを多角的にとらえていて、いじめ撲滅に向けてのヒントがたくさん載っています。先生方に読んでほしい!

2018/10/28

Takahiro

データやエビデンスに基づき議論をしようという熱い思いを感じました。 荻上チキさんには毎日ラジオで接していますが、評論家としての活動も。

2018/09/05

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