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オウム死刑囚 魂の遍歴 井上嘉浩 すべての罪はわが身にあり

オウム死刑囚 魂の遍歴 井上嘉浩 すべての罪はわが身にあり

オウム死刑囚 魂の遍歴 井上嘉浩 すべての罪はわが身にあり

作家
門田隆将
出版社
PHP研究所
発売日
2018-12-11
ISBN
9784569841373
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オウム死刑囚 魂の遍歴 井上嘉浩 すべての罪はわが身にあり / 感想・レビュー

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いつでも母さん

死刑執行の報道が昨年だった事を思い出させる。忘れやすい私だがオウム真理教・地下鉄サリン事件・・覚えている。今も苦しんでおられる方がいる。門田さんの今作は良くも悪くも人間『井上嘉浩』がここにあった。これだけの事を手記に記する人間が何故・・と思ってしまう。一審の裁判長の言葉が沁みた。「すべての罪は、わが身にあり」自分を俯瞰している言葉も今は虚しい。結果的に死刑執行でも、再審は認められるべきだったのではないだろうか。葬儀の際の父親の言葉を知るのも苦しい。二度とあのような事件は起こりませんようにと切に願うのみだ。

2019/04/17

nyaoko

オウム関連の本を何冊か読んでるけど、この井上元死刑囚だけは「どうして…」と思う気持ちが大きい。最も若く、自分と歳も近く、同じ物を見て育ってきたからか、気持ちが寄ってしまう。彼がオウムに出会うまでの僅か18年の生き方、純粋で素直で勤勉で、愛犬と家族を大切に思ってただけに、こんな馬鹿げた事に罪を重ね、盲信して行った姿がどうしようもなく悔しい。事件に直接的に手を出していないけれども、関わった罪はあまりに重く残忍で、死刑をおいて他にない。それでも…それでも彼にはもう少し、犯した罪を悔いて懺悔して欲しかった。

2019/07/15

ゆみねこ

間違った師匠に出会ってしまった一人の真面目な若者。危ないと思った時に逃げることは出来なかったのだろうか?死刑制度の是非は、私にも答えは出せないけれど、ご両親の哀しみを思うと切ない。

2019/04/22

みえ

この作家さんの本は何冊か読んだことがあり、良かったので図書館の新刊コーナーにあったので借りてみた。普通なら読まない感じの本。 うーん、途中のオウムで修行してた話が長い。うんざりしてきた。 高校生くらいから宗教的な物やヨガに目覚めて親の反対を押し切ってオウムに目覚めていく井上嘉浩。オウムに被害に遭われた人達が一番辛いけど、井上の親も辛かっただろうな~。

2019/03/21

水無月

井上嘉浩はスピリチュアルな世界、神秘体験に惹かれ「解脱と救済」を志して高校時代に麻原彰晃と出会う。結果、25歳で逮捕、一審では無期懲役となるが二審で死刑判決を受ける。オウムと訣別した後、48歳での刑死まで書き綴った手記は5000枚以上、証人として他のオウム裁判にも多数出廷した。出会う相手を間違えたばかりに、と家族や支援者は嘆く。「罪を償う」とは何か、考えずにはいられない。自分の命でしか贖えないと宣告されて初めて至る深い悔悟はあるだろう。しかし「死刑にして終わり」では余りに虚しい。答は出ないまま混迷の中だ。

2018/12/16

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