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人工知能

人工知能

人工知能

作家
幸田真音
出版社
PHP研究所
発売日
2019-02-20
ISBN
9784569842226
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「人工知能」のおすすめレビュー

自動運転車が人を轢いた…裏で操っているのはAIか? 人間か?

『人工知能』(幸田真音/PHP研究所)

 これからは日本でも、人間の知的ふるまいをソフトウェアで人工的に再現したAI(人工知能)が活躍していくといわれている。巷にはAIをテーマにした書籍が数多く溢れている。最近では、「女子高生AI」としてLINEで話題を集めている“りんな”が歌手としてメジャーデビューを果たすなど、AIの力は私たちの想像を超えるところにまで及んでいるようだ。

 AIは私たちにさまざまな驚きを与えてくれ、生活を楽にもしてくれる便利な存在だ。しかし、利便性が高いからこそ、私たちはAIをどう活かし、向き合っていくのかを考えていく必要がある。『人工知能』(幸田真音/PHP研究所)は、現代を生きる全ての人に「もしも、実際にこんなことが起きたらどうしよう…」と考えさせる、未来予測型エンターテイメントだ。

■自動運転車の引き起こした事故のウラにあったのは――

 物語の主人公・新谷凱は小さな頃からメカに興味を持っており、携帯会社でのアルバイト経験を機に、IT分野の進化に胸を躍らせるようになった。そんな彼が夢中になったのが、大学で学んだ「プログラミング序…

2019/6/10

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人工知能 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

absinthe

個人的な関心事としては絶賛したいところだが、一般の読者には退屈かもしれない。今、自動運転の仕事をしており、まさに関連する部分を担当している。やろうと思えば同じ不正も出来る立場にいる。登場した手法は技術者の間で関心を引いていた事案で、学会では危険性も指摘されていたし論文も公開されていた。小説としては事件の核心に関係ない話にページをつかいすぎた気がするし、正直な話、とても上手い部類とはいえない。主人公の生い立ちや学生時代のエピソードも技術者としては個人的には楽しめたのだが。

2019/07/11

starbro

幸田 真音は、新作中心に読んでいる作家です。単純なAIミステリかと思いきや、AI青春成長譚ややミステリでした。自動運転は今にも実現しそうな状況ですが、実際には課題が多く、まだかなり時間がかかるかも知れません。

2019/04/02

Yunemo

久々の著者作品。このタイトルにしては序章が長すぎたのでは、との読了後の最初の想い。未来予測型エンタメと謳っている通り、いやそれ以上に極々近い未来という時間軸、このところAIに関する情報、またこれを素材にしたエンタメ多いですね。AI世代の凱の成長物語が序章、自動運転に生かす具体的人工知能の制御、ほぼ実現化が目に見えている世界、ここに焦点を絞って描いて欲しかったかな。少子化、人口減少を、ある意味好意的な捉え方をすることができる一つが、この世界かもしれないなんてことを漠然と想わせます。でもベースは人間の倫理観。

2019/04/14

ren5000

題名から人工知能の暴走みたいな物語を想像してたけど主人公凱の成長物語で肩透かし。。いつになったら事件は起こるの?と思いながら読んでて起こったら中途半端な真相でううむでした。これなら事件はいらんから凱の成長とお仕事小説にした方が良かったんじゃないかな。

2019/05/31

薦渕雅春

月刊『Voice』に連載された『しぶといやつ』を改題し、加筆・修正して単行本化。プロローグを読むと、近未来的な、SF的な作品なのかと予想したがそうでもなかった。第1章恐いもの知らず から登場する主人公・新谷凱 、中学生の頃から悪ガキって感じで、行動は破天荒。しかし、やる時はやる、ポテンシャルの高さを秘めている。凱 の人生としてストーリーは進んで行くのだが、冒頭の自動運転の事故と何処で繋がるのかとヤキモキしていたら、3分の2を過ぎた辺りでようやく繋がった。人工知能AI と人間の関わり方を考えさせてはくれる。

2019/06/09

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