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日本の民主主義はなぜ世界一長く続いているのか (PHP新書)

日本の民主主義はなぜ世界一長く続いているのか (PHP新書)

日本の民主主義はなぜ世界一長く続いているのか (PHP新書)

作家
竹田恒泰
出版社
PHP研究所
発売日
2019-03-16
ISBN
9784569842561
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日本の民主主義はなぜ世界一長く続いているのか (PHP新書) / 感想・レビュー

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いやもうほんと学生時代にちゃんと勉強してればフランス革命がいかに凄惨なものだったか分かるのに、いまだ「自由を勝ち取りし人類の大きな前進」みたいな論調で引っ張られてるのが謎すぎる。自由とやらを勝ち取ったのはまあそうなんだけど、抑圧されまくって開放感の飢餓状態だった民衆がその後、革命なんか起こさないほうが良かったと思うまでの殺戮を起こしたことを見れば、どう考えても「輝かしい人類の1ページ」なんかじゃあないでしょう。

2020/11/28

JUN

日本に独自の民主主義の理解が存在する。それは「和の精神」で端的に表現すれば「調和を重んじる価値観」「自分のことは後回しにして皆のために行動する精神」。

2023/03/31

tnyak

日本型民主主義について、分かりやすく解説された良書。次の二文、しっかり頭の中に入れておきたい。『天皇と国民が一体となりながら、ともに国を統べる「君民共治」こそ日本の伝統的な統治形式なのです』『日本人は何をもって民主主義の理解の範とすべきか。答えは「和」です』

2019/05/05

jin

理性とは大声で語ることの内にあるのではない。本当の理性はよく聞くことの内にある。

2019/05/08

ヘミングウェイ・ペーパー

西洋では「国民は王の私物」にすぎず、君と民の利害は相反し、不満を感じた国民が暴動や反乱を起こすという歴史があるが、日本は「君民一体」であり、天皇と国民が対立した歴史は一度もなかった。初代神武天皇の詔にある「八紘為宇」という言葉に求められるように、日本型民主主義には「和の精神」があった。民主主義という「道具」は包丁と同じく使い方によっては悲惨な凶器にもなる(p.33)、民衆の考えがつねに正しいというのは幻想(p.51)、民衆には「熱狂に流されやすい」という欠点がある(p.220) ということを知っておこう。

2021/02/01

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