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日本史に学ぶマネーの論理

日本史に学ぶマネーの論理

日本史に学ぶマネーの論理

作家
飯田泰之
出版社
PHP研究所
発売日
2019-05-29
ISBN
9784569842936
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日本史に学ぶマネーの論理 / 感想・レビュー

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starbro

愚息のレポートをサポートするために読みました。飯田 泰之、初読です。七世紀から現代まで、貨幣を切り口とした経済論、斬新な観点なので興味深く読了です。いずれにしても貨幣・経済を掌握した者が覇権を握るんでしょうね¥$€

2019/06/09

ばたやん@かみがた

とかく解りにくくて取っ付きにくい経済学。教科書を買ってきて避けては通れぬ数式と格闘するのもゲンナリする。そんな人には、アプローチを代えて歴史的知識から攻めてみるのも1つの手かも知れません。本書もそんな本の1つで、日頃何気なく使っているマネー(現金、預金、電子マネー問わず)について古代から近世までの通史の体裁を取りながら、通貨発行益とは何か、そもそも通貨を通貨足らしめるものは何か等、経済学の知見を織り混ぜながら本質に迫って行きます。(1/3)

2020/09/20

えちぜんや よーた

この本を読む前提として、日本史よりもマクロ経済学の素養が必要となる。なので自分には難しかった。ただ江戸時代の貨幣制度は当時の外国と比べてそれほど劣った制度ではないと感じた。小判や二朱銀など貴金属そのものの価値がそのまま貨幣の信用につながっていた訳ではなく、お上(徳川幕府)の信用によって貨幣として通用していた。令和になっても当たり前のように認識されている不換紙幣とつながるものであり、幕府の貨幣当局には優れた人材が集まっていたように思う。

2020/02/03

ころこ

日本史ではなく、経済の本です。歴史を紐解く理由は、経済理論が明示的に無かった時代に、利に聡い昔の人間の行動が、あたかも意識よりも無意識が真実を語るかのように示しているからです。貨幣発行益とは、納税で貨幣が政府に返ってくるまでの無利子国債の利息分だというのが本書の分析です。貨幣量の増大により貨幣価値が下落すると、それまで多くの貨幣を保有している者がその下落分=貨幣発行益を負担することになる。つまり、富者に対して累進課税を課すことと同じことになります。また、貨幣量の増大は価格硬直性の高い賃金の実質値を引き下げ

2020/03/16

hk

「貨幣発行益」「貨幣」「徴税・納税」「負債」が本書のキーワードだ。「法定通貨は納税券として利用できるから、箔と信用がついて国内で流通しているのだ」これは昨今流行りの現代貨幣理論の骨子だが、本書はこの理論に準拠している。その上で暗号通貨という非納税券が基軸通貨になる可能性まで示唆。思えば古において貨幣替わりだった「稲、貝、麦」などは納税券でもなければ負債でもない。それがいつのころからか納税券かつ負債であることが通貨の必要条件になっていた。よしんば暗号資産が通貨になったらば、古代への原点回帰となる訳だが…

2020/01/21

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