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転職の魔王様

転職の魔王様

転職の魔王様

作家
額賀澪
おかざき真里
出版社
PHP研究所
発売日
2021-02-06
ISBN
9784569848525
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 ダ・ヴィンチニュース編集部メンバーが、“イマ”読んでほしい本を月にひとり1冊おすすめする新企画「今月の推し本」。  良本をみなさんと分かち合いたい! という、熱量の高いブックレビューをお届けします。

栗城史多は何者だったのか? 開高健ノンフィクション賞受賞作を読んで『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』(河野 啓/集英社) 『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』(河野 啓/集英社)  2018年、栗城史多氏はエベレスト登頂を断念し下山中に亡くなった。そのニュースを目にしたとき私の心はざわついた。『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』は、両手の指9本を凍傷で失いながら、“七大陸最高峰単独無酸素”(真意については本書で議論されている)登頂を目指し、エベレスト登頂をネットで生中継するなど登山界の異端児としてメディアで囃し立てられた栗城氏の人物像を関係者への取材により明らかにしていく。熱狂的な支持者もいれば、多くのバッシングも受けた人物・栗城史多とは何者だったのかと。

 本書の中で、複数の証言者から、不自然にきれいな凍傷の境目と、連絡が途絶えた…

2021/3/26

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転職の魔王様 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

額賀 澪、3作目です。タイトルと表紙からもっとコミカルな内容かと思いきや、シリアスな転職エージェント連作短編集でした。私は、「気持ちの悪い社畜」ではないものの、新卒で就職した今の会社で定年(現状60歳)までは、働く予定ですが、61歳以降の雇用延長だと年収が大幅に下がるので、場合によっては転職も考えています。その際は、シェパード・キャリアにお世話になりたいと思います(笑) https://nukaga-mio.work/tenshoku

2021/04/10

ウッディ

ブラック企業で、ボロボロになるまで働いた千晴は、転職の魔王様と呼ばれるキャリアアドバイザーの来栖と出会い、彼の部下として働く事になる。言葉に棘はあるが、人間としての優しさがにじみ出ている魔王様のキャラ立ちが弱い感じもした。少し前に読んだ滝羽麻子さんの転職エージェントのお仕事小説「あなたのご希望の条件は」と同じ設定、もし自分が転職するなら、こちらの主人公香澄さんにお願いするかなぁ。社畜のように自分を犠牲にして働く時代ではないのかもしれないけど、損得考えずに汗を流す人が評価される社会であってほしいと思った。

2021/04/20

kotetsupatapata

星★★★★☆ 表紙の挿画から軽めのお仕事小説かと思いきや、「仕事(会社)に何を求めるのか」「自分の人生に何を最優先するのか」等、転職の有無に関わらず仕事している人全てに贈る、100%リアルガチなお仕事小説でした。 小生も幾度と転職した口なので、求職者も背中を押して欲しい気持ちも、暗闇の中手を引いて導いてもらいたい気持ちもよく分かります。 その反面やはり自分の将来は自分で選択しないとという、CAの思いは最もです。 何が正解かは人それぞれですが、できれば後悔の無い人生を送りたいものです✨

2021/10/20

モルク

大手広告代理店で働く千春はパワハラと激務により体を壊して退職し、叔母の経営する転職エージェントでキャリアアドバイザー(CA)の研修を受ける。そこで魔王様の異名を持つCAに出会い彼の指導を受けるが…。仕事をする意味、希望の企業に就職し、明るい未来が待ち受けているはずだった。企業のいいなりになる戦士としてやっていけばいいのか。それとも、ここで思いきって転職し新たな方向を目指すべきか。千春はCAとして転職希望者に対応しているうちに、自らも成長していくというお仕事物語。ドラマになりそう。

2021/10/12

美紀ちゃん

頭がハゲそう。 パワハラ体質の上司に頭を悩ませる登場人物の心情につられて、 自分が辛くてハゲそう。 私はPTSDかもしれない。 読むのがしんどい感じだった。 案の定、主人公の未谷さんは味覚障害に。 日本の企業は働きすぎだと思う。 戸松さんの章で、色々なことが繋がり、なるほどと思った。 転職の話だが、 中学生にはピンとこないかもしれない。 高校生や大学生なら学ぶことも共感することも出来るかもしれない。

2021/04/15

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